米IBMは12月6日(現地時間)、同社が保有する特許を侵害したとして、台湾のコンピュータメーカーASUSTeKならびに米国法人のASUS Computer Internationalに対して、関連特許に抵触する製品および部品の米国への輸入差し止めを求める訴えを米国国際貿易委員会(International Trade Commission: ITC)に提出した。ASUSTeKは自社ブランドだけでなく、AppleやDellなどのPCベンダーへのOEMや部品供給も行っており、ITCの判断によっては影響範囲がさらに拡大する可能性がある。 今回IBMが問題としてるのは、同社が保有する「PC電源(U.S. Patent 5,008,829)」「自動ファン速度制御(U.S. Patent 5,249,741)」「単一ネットワーク上に複数のコンピュータが単一ホストとして出現するための方法または機器(U.
Leopardのリリース後、もっぱらオーディオプレイヤーとして使っているiPod touch。いや、それが本来あるべき姿なのでしょうが、少々惜しいような気も。そろそろ、斜め45度あたりの角度から斬り込むような使い方を紹介したいと考えています。 さて、今回は「iCal 3」について。いわずとしれたOS X付属のカレンダーソフトだが、その便利さは他のカレンダーソフトと情報を共有できることにある。共有を抜きにしては、秘めた実力の半分も引き出せないと言ってもいい。そこで、iCal 3で対応したCalDAVプロトコルを活用し、.Macの力に頼らない(もちろん無償で)カレンダー共有の方法を探ってみよう。 クライアント版にCalDAVサーバは……なかった! スケジュール管理ソフト「iCal」の登場は今から5年前、Mac OS X 10.2 (Jaguar)の時代に遡る。同時にローンチしたオンラインサービ
独yellowTABは27日(ドイツ時間)、BeOS後継のマルチメディアOS「Zeta」の最新版、「Zeta 1.2」をリリースした。Zeta 1.2のパッケージは、ドイツのオンラインショップ「RTL SHOP」のほか、世界各地の代理店を通じて販売される。なお、日本国内における販売ルートは未定。 前バージョン(Zeta 1.1)からの変更点としては、インストールの高速化とシステム全体の処理速度向上が図られたほか、nforce/VIA/Intel/ATIの各チップセットでシリアルATAのサポートが追加されるなど、ドライバ類の拡充が挙げられる。マルチリンガルAPIのLocalKitへの対応も進展、オフィススイートのGobeなどバンドルされるアプリケーションすべてが多言語対応を果たした。 iPod管理ソフトのBePod、動画編集ソフトのVideoEditorなど、多くのマルチメディア系アプリケー
英調査会社のPoint Topicは、大人数でネットワーク・ロールプレイングゲームを楽しむMMORPG(Massively Multiplayer Online Role Playing Game)などに関する最新利用調査レポート「Multi-user online games」の発表を行った。 同レポートによれば、MMORPGユーザーの大半はPCからの利用者で占められており、「World of Warcraft」「Lineage」「EverQuest」などが、これまでの顕著なヒット作として紹介されている。今回の調査では「Everquest II」を例に挙げつつ、たとえ人気を博したタイトルの新作であっても、容易に前作を上回る売上を記録することが保証されている訳ではないとの見解が示されており、これから全く新しいタイトルを発表しても、まだ大ヒットを飛ばせる十分な余地が残されているとしてい
政府の情報セキュリティ政策の具体的な施策案を定めた「セキュア・ジャパン2006(案)」が決まった。3カ年計画の「第1次情報セキュリティ基本計画」(以下、基本計画)を実現するための施策をまとめたもので、2006年度に実施を予定する施策や、2007年度の重点施策の方向性を定めている。今後、国民に広く意見を求めた上で最終的に決定するという。 セキュア・ジャパン2006の位置づけ。今年度中の行動計画を定めたもので、2008年度まで順次実施していき、第1次情報セキュリティ基本計画の実現を目指す 28日に開催された情報セキュリティ政策会議(議長・安倍晋三内閣官房長官)が決定したセキュア・ジャパン2006は、頻発する情報セキュリティ関連の問題に対応するため、今年2月の「基本計画」策定を受けて政府の具体的な政策をとりまとめたもの。これまでの政策が政府や地方自治体、重要インフラ、企業、個人で「バラバラに行わ
米Googleは27日(米国時間)、3DデザインソフトSketchUpの無償版「Google SketchUp」をリリースした。2種ある開発対象のうちWindows版が先行リリースされ、Mac OS X版については近日中に公開される予定。Window版はWindows 2000/XP Home Edition/XP Professionalで動作、Pentium III/600MHz以上のCPUと128MB以上のRAM、OpenGL対応のビデオカードを搭載したハードウェアが必要。 SketchUpは、優れた操作性によりイラストを描く感覚で3Dモデルを製作できるデザインソフト。基本的な機能を備えたバージョンは「Google Sketchup」として無償配布されるが、高解像度での出力やDWG/DXF/3DS形式のエクスポートに対応するなど高機能なバージョンは、「SketchUp Pro 5」と
米Yahoo!は、PCを同社の各種サービスに対応したメディアセンターに変えるソフトウエア「Yahoo! Go for TV」のベータ版をリリースした。Yahoo! Goのサイトから無料でダウンロード入手できる。 Yahoo!は今年1月に開催されたCESにおいて、同社が提供する各種サービスを、PCのデスクトップ、モバイル端末、テレビで利用できるようにする「Yahoo! Go」という新戦略を発表した。PCデスクトップ向け「Yahoo! Go Desktop」はYahoo! Widgetsで一部が利用可能、モバイル端末向け「Yahoo! Go Mobile」はNokia Series 60対応のソフトが提供されている。そして今回の「Yahoo! Go for TV」のベータ公開で、すべてのカテゴリーのソフトが揃ったことになる。 PCにYahoo! Go for TVをインストールすると、
NeoOfficeプロジェクトは25日(米国時間)、OpenOffice.orgのMac OS X移植版「NeoOffice」の評価プログラム「NeoOffice Early Access Program」を開始した。参加希望者は、5月9日以前は25米ドル、それ以降は10米ドルを支払うと、5月23日に提供開始予定のNeoOffice 2.0アルファ版(PowerPC用)を事前に入手できる。同時に募集が開始される「NeoOffice 2.x Early Access subscriptions」では、100米ドルを支払うことにより、今後NeoOffice 2.x系列で予定されている評価プログラムへ自動的に参加できる。 NeoOffice 2.0アルファ版は、コードベースにOpenOffice 2.0.2を採用。データベースエンジン「Base」のほか、XMLベースのオープンなファイルフォーマッ
NTTレゾナント ポータル事業本部メディア事業部長の国枝学氏 都内で開催された、検索エンジンの最新動向、ビジネス戦略などを広く紹介する「Search Engine Strategies Conference & Expo 2006 Japan」(主催: IDGジャパン、英インサイシブメディア)で、NTTレゾナント ポータル事業本部の国枝学メディア事業部長が「gooが目指す次世代検索サービスへのアプローチ」と題して講演、gooの検索サービス、ビジネスモデルについて解説した。 インターネットの世界では、属性を問わないあらゆる情報、データが集積し、その量的規模は巨大化の一途をたどっている。こうした傾向に対処し、満足度の高い検索結果を出すためにgooでは、Webそのものの検索と、地域、画像・動画・音声、ニュース、ブログ、ビジネスなどさまざまな専門検索との連携を強化することにより、広い領域を網羅
独自の圧縮コーデックを用いたIPテレビ電話サービス「Pasotel2」を提供している九州エレクトロニクスシステムは、5月から文字チャット・ファイル送受新機能を追加した上で、6月1日から有料サービスを展開する。Pasotel2は、テレビ電話機能だけでなく遠隔からのテレビ視聴も可能で、韓国UBITIZNの「UFarm TV」サービスでもこの機能が利用されている。Pasotel2の利用料は年額2,000円(税別)となる。 Pasotel2で用いられているKAM方式のコーデックは、通信遅延が約100msと少なく、可変ビットレートでの圧縮により、回線速度が安定しない場合でも極力映像を安定させることができるとされている。 これを利用したPasotel2では、インターネットを経由したテレビ電話 / IP電話サービスを提供。通話中に映像をJPEGで保存できるほか、映像の録画や留守番電話機能も実現している。
Googleが「Google Calendar」のデータAPIを公開した。GData(ベータ)という新たなAPIモデルを基盤としている。 Google Calendarは、4月12日にべータ公開されたばかりのオンライン予定表サービスだ。APIが公開されたことで、開発者は同サービスにアクセス可能なカスタム・サービスやアプリケーションを作成できる。最近話題のマッシュアップサービスが可能になる。 Google Calendar data APIの基盤となっているGDataは、"Google Data APIs"の簡単な呼び名だ。REST、Atom 1.0およびRSS 2.0をベースにした新しいプロトコルである。GDataをサポートするサービスから情報を取得する場合、クライアントはHTTP GETリクエストを送り、サービスはAtomまたはRSSフィードを返す。またHTTP PUTリクエストを
Appleの第2四半期の決算が出ましたね。売上高は前年同期比34%増ということで、相変わらず好調なのですが、注目すべきは売上高に占めるiPodの比率(約39%)かと。クリスマスシーズンならばともかく、年が明けてのことですからね。このままiPodの勢いが続けば、Apple Computerという社名が変わったりして。 さて、今回はIntel Macの仮想化環境について。Boot CampとIntel Mac用新ファームウェアの登場も相当なインパクトがあったが、時を前後してベータ版が公開されたParallels Workstationのほうが、Mac OS Xに慣れきった身にはうれしいはず。それでは、BeOS後継の「Haiku」を紹介しつつ、Intel Macと仮想化ソフトについて検討してみよう。 そもそも仮想化とは 近頃話題の"仮想化"とは、1台のホストコンピュータを複数の仮想コンピュータに
Opera Softwareは4月20日(現地時間)、次期バージョンのWebブラウザ「Opera 9」のベータ1を公開した。Windows/Macintosh/Linux/Solaris/FreeBSD用が用意されている。 Opera 9は「Widgets」と呼ばれるミニアプリケーションの実行エンジンを備える。ユーザーはOperaのコミュニティサイトからWidgetsを入手して追加する。すでに100以上のWidgetsが揃っている。インストールしたWidgetsを呼び出すには、Operaを使用している状態で[F6]、または[Tools]から[Show Widgets]を選択する。Technology Preview 2では、WidgetsはOperaのウインドウ内に展開されたが、ベータ1ではデスクトップ全体に配置できるようになった。またデスクトップ上から直接Widgetsを呼び出せるタブ
米Microsoftは4月19日(現地時間)、現在期間限定で行われているVisual Studio 2005 Express全製品(Visual Basic、Visual C#、Visual C++、Visual J#、Visual Web Developer)の無償提供を無期限にすると発表した。同社はすでにMicrosoft SQL Server 2005 Expressの無償提供も行っており、あわせてビギナーや個人プログラマ向けの開発環境完全無償化が実現されたことになる。現在、オープンソースの開発ツールとしてEclipseが勢力を拡大しているほか、IBMやOracleも自身のデータベース製品の無償提供を開始している。Microsoftではビギナー層を中心に利用者の支持を集めることで、ライバルらに対抗していく構えだ。またMicrosoftは同日、データベースミラーリング機能の付加や
米Apple Computerは4月19日(米国時間)、2006会計年度第2四半期(2006年1-3月期)決算を発表した。Mac、iPodともに好調な売れ行きを維持、2005年のホリディシーズンに続く過去2番目の売上高を記録した。 売上高は43億6,000万ドルで、前年同期の32億4,000万ドルから34%増となった。米国以外の売上高が全体の43%を占めた。純利益は4億1,000万ドルで、希薄化後の1株あたりの利益は47セント。前年同期は2億9,000万ドルで希薄化後1株あたり34セントだった。 Macの出荷台数は111万2,000台で、前年同期比4%増、前期比11%減。同社は1月にMacBook ProとiMac、2月末にMac miniと、1-3月期にラインナップの半分をIntel製CPU搭載に移行した。同社CEOのSteve Jobs氏は「Intelプロセッサへの移行は非常に順調だ
米Yahoo!が米Meedioの開発スタッフと技術および知的財産を取得した。Meedioは、デジタルホーム向けのソフトウエアやサービスを開発している。Yahoo!は、今年1月にラスベガスで開催された家電展示会CESで、これまで主にPC向けに提供していたサービスを携帯機器やテレビに広げる新戦略を明らかにしており、Meedioの技術取得はデジタルホーム分野の強化策となる。 CESでYahoo! Goを発表するTerry Semel会長兼CEO リモコン操作を実現するMeedioのユーザーインタフェース Meedioは、PCを中心としたデジタルホーム環境を実現するための一連のソフトウエアを開発している。PC内の写真/音楽/ビデオなどをテレビで楽しめるようにするMeedio Essentials、PCにDVR(Digital Video Recorder)機能を追加するMeedio TV、PCを
PCメーカーのLenovoと米Microsoftは4月17日(現地時間)、OSソフトウェアのライセンシングとPC販売に関する戦略的提携を発表した。Lenovoは今後、中国ならびに全世界で販売する同社製PCのすべての製品ラインにおいてMicrosoft Windowsをプリインストールして提供していく計画だという。両社によれば、この試みは世界初であり、Lenovoが今後1年間でMicorosftからライセンスされるソフトウェアの金額は12億ドルに上るという。提携の背景には、現在中国などの地域を中心に蔓延している海賊版ソフトウェア対策がある。 世界最大の工場の1つであると同時に、世界最大の消費者市場の1つとしても注目を集める中国だが、コピー品や海賊版が横行し、それが海外企業の同国進出における障害となっている。米Business Software Alliance(BSA)などが昨年2005年に
アドビシステムズは14日、Adobe Flex 2.0について発表をおこなった。Adobe Flex 2.0はFlashテクノロジをベースとするリッチインターネットアプリケーションのための開発およびランタイムプラットフォーム。軽量に動作するうえに開発も容易であり、今後のインターネットアプリケーション開発において重要な地位をしめる可能性があるとみられている。 アドビシステムズ インターネットを変えるのか? - Adobe Flex 2.0 今年夏登場 「私たちアドビが、このエクスペリエンスエコノミにおいてなにを提供できるか、ということです」と、アドビシステムズ、マーケティング本部本部長 伊藤かつら氏は述べる。これに対する答えとしてアドビでは、エンゲージメントプラットフォームを展開してユーザエクスペリエンスを提供していくのだと続けた。Adobe Flexはエンゲージメントプラットフォームを構成
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