『はたらかないで、たらふく食べたい。』 このタイトルの著書は、一時期、多くの書店でわりと目立つ場所に置いてあった。 ぼくも買って読んだけど、当時はすごく面白くて、「いいじゃんいじゃん!」と思いつつ、でも実用的じゃないなあとちょっとがっかりもしたんだよね。 なぜかというと、ぼくだって、はたらかないで、たらふく食べたいもの。 ていうか、はたらかないで、たらふく食べられたっていいじゃん。 だから、何か参考になることはないかと思って手に取ったわけ。 たぶん、この本を手に取った人の多くが同じことを思っていたんじゃないかな。 とくに、2020年、新型コロナが流行して務めている会社への不安、4月からの仕事が消えてなくなってしまったフリーランス、それどころか大学を退学しなければならなくなったり、採用が取り消しになる人が出てくる一方で、政治が無政府状態かと思うくらい混乱してガタガタになっているのを見せられる
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