■明智光秀 本書では、古代から戦国時代まで、さまざまな「敗者」たちが取り上げられています。 物部氏、蘇我氏、平氏、北条氏、今川氏、武田氏、後北条氏ほか。これら敗者は、勝者によって作られる歴史のなかで、不当に貶められることが多い…。 その代表格とも言えるのが、明智光秀でしょう。勝者の歴史では、許しがたい逆臣とされる光秀…。 いっときの激情に駆られて主君・織田信長を弑し、わずか3日しか天下を手にできなかった愚将などと蔑まれますが…。 (明智光秀像/京都亀岡) 歴史人は、敗者の側に立って光秀の行動を再検証します。光秀は激情型でも無能でもない、むしろ温和で用意周到だった…。 本書では「用意周到だった明智光秀の誤算」というタイトルで、光秀が勝者になれなかった理由を解き明かします。 本書が指摘する光秀が犯した誤算は5つ。信長・信忠父子の遺体を発見できなかったこと、秀吉が大返しで想定より早く畿内に戻った
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