琉球銀行(川上康頭取)の2024年3月期中間決算(子会社7社連結)は、売上高に当たる経常収益が前期比14・2%増の333億5千万円、経常利益は0・7%増の53億8500万円、純利益が4・0%増の38億6600万円だった。米国金利上昇による外貨調達コストや経費は増えたが、リウコムの連結や景気回復による貸倒引当金の戻入益増加で、連結では2期連続の増収増益だった。 銀行単体では、増収減益。経常収益は10・6%増の224億8千万円。利息配当金が増え、住宅ローンを中心に貸出金残高の増加で貸出金利息が増えたほか、貸倒引当金の戻入益も寄与した。ただ、...