「私が不倫相手とするのはもっぱら車の中。ただ、彼の車でも私の車でもなく、カーシェアした車をラブホ代わりに使っています。これなら証拠は残りませんからね」 どこか得意げにそう語るのは、都内湾岸エリアに立つタワマンで夫と暮らす立花幸恵さん(仮名・36歳)。湾岸エリアにはラブホがなく、カーシェアしたワンボックスカーを倉庫街の暗がりに駐車してするのが定番だとか。 いつも車を停める倉庫街の一角、幸恵さんとともに取材班も行ってみた。外灯はなく、我々以外に人がいる気配も一切なかった。 「マッチングアプリで同じエリアに住む男性をハンティング。過去にはタワマンの共用ラウンジでテレワークをしていた既婚者男性に声をかけしたことも。 私が車を借り、駅から離れた路上で相手を拾って倉庫街へ移動。待ち合わせから解散までは40分程度で、夫には『チワワ(飼い犬)の散歩』だと伝えているので、汗だくで帰っても怪しまれません」 不