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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (3)

  • 急成長するEVに失速のきざしか?

    電気自動車(EV)はこのまま普及するのか、それとも壁にぶち当たって失速するのか。 この数年というもの、飽きるほど聞いた論争だ。「脱炭素は世界的な潮流であり、逆転することはない」「実際に保有すればわかるが、加速性能や乗り味、あるいはOTA(オーバー・ザ・エアー、無線によるソフトウェアアップデート)などのユーザー体験は内燃車を上回っている」「実現間近の自動運転との相性の良さ」など普及派の論を聞くと、なるほどなるほどとうなずいてしまう。 一方で、「高額なバッテリーを使うEVは割高。補助金がなければ誰も買わない」「EVの製造時に莫大なエネルギーを消費するほか、充電するための電気を作るのにも温室効果ガスを排出するのだからそもそもエコではない」「内燃車をすべてEVに置き換えるとレアメタルなどの資源が枯渇する」など、否定派の意見を聞いても説得力を感じる。 なかなか答えが見えない論争が続いているわけだが、

    急成長するEVに失速のきざしか?
  • Whimの現状と日本版MaaSの課題

    トヨタ自動車が昨年の11月から福岡市の周辺地域において西日鉄道と実施しているmy route、日立製作所とJR東日のRingo Pass、小田急電鉄が「駅すぱあと」のヴァル研究所と連携して始める予定のMaaSなど、日版MaaSは、すでに乱立の様相を呈しています。JR東日は、小田急電鉄や東急電鉄との連携も発表しています。乗換案内アプリを提供するジョルダンも、経路検索やチケット購入をスマホアプリだけで完結させる「モバイルチケットサービス」の提供を計画しています。 先日、Whimのインパクトを評価した報告書「WHIMPACT」が公開されました。デンマークのコンサルタント会社Rambolが、WhimのオペレータであるMaaSグローバルから提供された2018年の一年間のデータを分析したものです。この報告書は、そのWhimユーザーのデータをヘルシンキの住民全体の統計情報(以下、ヘルシンキ住民)

    Whimの現状と日本版MaaSの課題
  • 「乗りにくい」から脱却すべく、バス事業者が起こしたイノベーション 国交省が米グーグルのフォーマットを採用 WEDGE Infinity(ウェッジ)

    「発車時刻になってもバスがこない」「目の前をバスが走っていくが、どこで乗ればいいのかわからない」「バスターミナルに着いたものの、系統が多すぎてどの停留所に行けばいいかわかりにくい」 こうした路線バス利用者の不満を解消するための「IT革命」が、中小のバス事業者で起きている。10月初め、その先進地である岡山市に赴いた。 グーグルマップで バスの遅れがわかる 岡山駅に着き、日三名園の一つである岡山後楽園に向かおうとグーグルマップで経路検索を行った。そこに表示されたのは、バスまたは路面電車を使って向かう経路。バスに乗ろうと岡山駅東口バスターミナルに向かうと、13カ所ある乗り場のうちの一つが明確に指定され、GPSの誘導で迷わずバスに乗車できた。 岡山市内を走る路線バス事業者6社のうち5社は、バスの位置情報(通称バスロケ)などのリアルタイム情報をグーグルに送っており、それによって遅延情報がグーグル

    「乗りにくい」から脱却すべく、バス事業者が起こしたイノベーション 国交省が米グーグルのフォーマットを採用 WEDGE Infinity(ウェッジ)
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