本稿では、タスクの切り替えに伴うレジスタの切り替え処理の内、前編 (7月11日公開: https://valinux.hatenablog.com/entry/20240711) では解説しきれなかった部分について解説します。
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お願い 「C10K 問題とは何か」がわかる方は是非 Issue や Twitter などで教えてください。 追記: 自分の立場 1req ごとに 1 native thread を割り当てていたら、クライアントの数が増えれば増えるほど負荷が高まるのは当然だ。ただハードウェアの性能的に余裕があっても性能が劣化することがあり、それを C10K 問題と呼ぶ。C10K 問題は fd, pid の枯渇、スレッドを固定長サイズで確保することによるメモリの無駄遣い、コンテキストスイッチコストを含む。これを解決する方法が 1req ごとに 1 native thread を割り当てない技術で、シングルスレッド+イベントループ+IO 多重化といったテクニックや M:N モデルにつながる。 追記: @naoya_ito さんに解説してもらった当時の歴史的背景 https://twitter.com/naoya
はじめに OpenAIによって開発されたChatGPTが話題になっています。特に、2023年3月14日に公開された最新モデルであるGPT-4は、これまで私達がAIに持っていた認識を根底から覆したのではないでしょうか? 私は、「普通に人間とやりとりしているのと変わらんやん…」と率直に驚きました。 エンジニアの業務の中でも、自動コーディング支援、技術的課題の壁打ち相手、ドキュメント自動生成、学習支援等さまざまな用途に活用する可能性を皆さん検証している段階です。私もその波に乗っている真っ最中です。 そこで今回は、ソースコードリーディングをChatGPTをメンターにしたら爆速にできるのではないか?という仮説を検証してみました。 そしてどうせやるなら、ソースコードリーディングのハードルの高さナンバーワン(個人調べ)の「Linuxカーネル」を題材にしてみました。 なお、使用したモデルはGPT-4です。
C10K 問題 (the C10K problem) は1999年に Dan Kegel が発表した文章、ならびにそこで提示された「問題」です。文章はその後も2000年代前半に何度か更新されているのですが、さすがに令和に読み返すと、当初の問題意識がわかりにくいところがあります。 2000年からの10年は、 ソフトウェア面では、select(2), poll(2) にかわる新しいシステムコールの実装と、それを使ったアプリケーションの普及 ハードウェア面では、x86 アーキテクチャの64ビット移行、仮想化命令の追加と、マルチコア化 さらにそこにクラウドも登場する、面白い時代でした。ここでは、それらの出来事を中心に、さらに、当時の雰囲気をつたえるような日本国内のブログやインタビュー記事をまとめることで、C10K 問題が、さまざまな側面から解決されていく流れを説明したいと思います。 書き足したいと
はじめに 最近プログラマーとしてのキャリアに一区切りつけようと思っており、これまでのプログラミングの勉強の集大成となるブログを書きたくなったので書く。初めてプログラミングをして、フロントエンド開発をして、サーバーから値が返ってきたときは「どういう仕組みで値が返ってきたんだ?」と疑問に思っていた。ずっと理解したくて理解できていなかった。だからずっと勉強していた。そして最近になってようやく自分の言葉で説明できるようになった気がしたのでブログを書きたい。 2015 年版が自分の原点であり、この記事を書くモチベーションになった このような記事は実は過去に存在している。 FYI: https://blog.yuuk.io/entry/2015-webserver-architecture その記事はサーバーがどういう仕組みで動いていて、どのように進化し、2015 年に至るかを解説してくれた記事だ。自
Note 本記事の内容は Linus 氏の発言が人を傷つける場合に筆者がそれを良しと考えるといった意図はございません 少し古い記事になるが、 Linus Torvalds 氏 の GitHub に対する苦言が記事になっていた。 LinuxカーネルにNTFSドライバーが追加、トーバルズ氏はGitHub経由のマージに苦言 - ZDNet Japan Linus 氏が GitHub について苦言を呈するのは今に始まったことではない(後述)が、 別に GitHub のすべてを否定しているわけではない。[1] では一体何が不満なのか。Linus 氏の理想とする git の開発フローを考察した上で、整理してみたい。 Linus 氏の理想 結論からいうと、 「意味あるコミットを作れ」「コミットを大事にしろ」 という思想が伺える。 では 「意味あるコミット」「大事にされたコミット」 とは何なのか。 筆者な
Xournal++ (/ˌzɚnl̟ˌplʌsˈplʌs/) is a hand note-taking software written in C++ with the target of flexibility, functionality and speed. Stroke recognizer and other parts are based on Xournal Code, which you can find at SourceForge. Xournal++ features: Supports pressure-sensitive styluses and digital pen tables (e.g. Wacom, Huion, XP Pen, etc. tablets) Paper backgrounds for note-taking, scratch paper
「MacはLinuxだった」って本当? 「そうだね……」元Mac雑誌編集者は昔語りを始めた:ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(1/4 ページ) 経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、幾つものテック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット用語、テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。 マツ 「MacはLinuxだった」という趣旨のツイートが話題になっていて、ああそういうこともあったなあ、と思い出したので、ちょっと昔語りしようかなと。茶でも飲みながら。 ヤマー 私は紅茶を用意してきます。 戻ってきました。macOSは何がベースになっているかって話ですよね。 マツ 結論から言っちゃうと、現在のmacOSはUNIX系列のOSではあるけど、Linuxではないです。macOSのベースになっているのはDarwin。
The Open Source Definition 「オープンソースの定義」について Bruce Perens ブルース・ペレンス Translation by Akira Kurahone 何年も前に買ったソフトウェアで、いまではお払箱になってしまっているもの。そういうソフトウェアをいくつかお持ちの方はまれでないと思う。どうしてそういうことになっているのか? 理由はまちまちである。マシンをアップグレードした結果、そうなったのかもしれない。別のメーカーのマシンに買い換えた結果、そのマシンで使えなくなって、そうなったのかもしれない。古くて使い物にならなくなって、お払箱になっているのかもしれない。自分のやりたいことができないので、そうなったのかもしれない。二台目、三台目のマシンに付いてきた同じソフトウェアを、封をあけずにほっておいた結果、そうなったのかもしれない。理由はどうあれ、お金を払って
Free your notes Joplin is an open source note-taking app. Capture your thoughts and securely access them from any device. Download the app Sign up with Joplin Cloud Multimedia notes Images, videos, PDFs and audio files are supported. Create math expressions and diagrams directly from the app. Take photos with the mobile app and save them to a note. Download the app Work together With Joplin Cloud,
さて、ついに退職エントリだ。私は米国のオープンソース・ムーブメントを日本で再現するためのコアを作るために民間企業へやってきたはずだった。それから21年、随分と長い航海になってしまったが、結局様々な尻拭いを続けてきたという感慨ばかりが起きてくる。一つの歴史として書き残すいいタイミングなのでその苦闘を振り返っておこう。 なお、長く付き合いが続いてしまう米国側法人は下記のように名称が変化している。なるべく頭に米国と付けて日本側法人と区別しやすいように記述するが、突然名称が変わったりするので注意してほしい。多くがもはや消滅した法人のことなので、さすがに一気読みするような酔狂な人はほぼいないと思うが。 VA Research Andover.net ↓ ↙︎ (VAによる買収) VA Linux Systems ↓ ↘︎ (Andoverから社名変更) VA
I'd like to interject for a moment. What you are referring to as Linux, is in fact, GNU/Linux. As a Linux user, you might have come across a long text that starts with “I’d like to interject for a moment. What you are referring to as Linux, is in fact, GNU/Linux”. It makes some people confused about what is Linux and what is GNU/Linux. I have explained it in the article about the concept of Linux
Kernel/VM探検隊はカーネルや仮想マシンなどを代表とした、低レイヤーな話題でワイワイ盛り上がるマニアックな勉強会です。齊加氏は、Linux KernelコードからCompaction機能の仕組みや工夫点を調査した結果について発表しました。 メモリの虫食い状態を緩和するデフラグメンテーション 齊加匠氏:「Deep Dive into the Linux Kernel メモリ管理におけるCompaction機能について」というタイトルで株式会社エヌ・ティ・ティ・データの齋加が発表します。 自己紹介です。所属は株式会社エヌ・ティ・ティ・データで、業務はアプリケーション開発です。OSは関係ないんですが、アプリケーション開発をしていて、主にSpringを使っています。好きなものはGolangやArch Linuxです。かねてよりメモリ管理に興味があって、Linux Kernelのメモリ管理につ
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