photo:Bene XVI ロシア人と言えばウォッカ、ウォッカと言えばロシア人! というぐらいロシアで親しまれているお酒、ウォッカ。そのウォッカを、ロシア人たちはついに錠剤にしてしまった。 サンクトペテルブルク工科大学に務めるエフゲニー・モスカレフ教授は、「重たいビンを持ち歩くのがイヤ」という消費者の要望に応えるため、アルコールを粉末状にし、錠剤として持ち歩くことができる技術を発明した。 この新しい技術はウォッカだけではなく、ウイスキー、コニャック、ワイン、そしてビールなどどんなアルコールでも錠剤にすることができるという。 「この“ドライ・ウォッカ”は紙に包んで持ち歩くことができ、消費者は自分がどれくらい“呑んだ”のかを把握し易くなります。我々は、どんな液体でも粉末状にできるテクノロジーを開発したのです」と、モスカレフ教授は語っている。 この技術は、アルコール度96%のスピリッツでテスト