みずほ銀行は5月31日、銀行サービスの向上を目的に米Appleの情報携帯端末「iPad」を7月から試行導入すると発表した。ソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムが導入を支援する。 みずほ銀行は、店舗のロビーにiPadを設置し、インターネットバンキングサービスの告知や金融情報、電通およびヤッパが提供する電子書籍コンテンツを利用者に配信する。また、窓口業務の担当者や渉外業務担当者にも配布し、顧客への商品説明などにiPadを利用する予定だという。 同行は情報配信による顧客サービス向上への取り組みとして、デジタルサイネージを利用した仕組みを導入している。iPadの試行導入でも、顧客サービスの向上につながる方法を検討するとしている。