誰もが死ぬ間際まで元気で、寝たきりや介護状態などにならずに人生を送りたいもの。そんな理想的な暮らしを簡単に実現する方法はあるのか? NHKが開発した人工知能「AIひろし」から番組スタッフが導き出したのが、「運動よりも食事よりも、読書が大事」という提言。これまでの常識を覆す数々の提言について検証した。 AIの分析結果から読み解いた「健康寿命」を延ばすための3つの提言 日本人の平均寿命は、最新データで男性81.09歳、女性87.26歳。しかし、「健康寿命」は男性72.14歳、女性74.79歳だ。健康寿命とは、日常生活に制限がなく健康で自立して生きられる期間のこと。平均寿命との差が短ければ短いほど、多くの人が死ぬ間際まで元気で、寝たきりや要介護の状態にならずに人生を送れるというわけである。 問題は、日本人の平均寿命と健康寿命の間にある、10年もの長い差。実はこの期間の医療費は、生涯にかかる医療費
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