Microsoftは10月14日(日本時間15日)に月例セキュリティ情報11件を公開し、Internet Explorer(IE)やExcelの深刻な脆弱性に対処する。セキュリティレベルの内訳は、最大深刻度の「緊急」が4件、「重要」が6件、「警告」が1件となる。9日に公開した事前通知で明らかにした。 緊急レベルの4件ではActive Directory、IE、Host Integration Server(HIS)、Excelの深刻な脆弱性に対処する。いずれも悪用されるとリモートからコードを実行される恐れがある。 重要レベルの更新プログラム6件はいずれもWindows関連で、権限昇格やリモートからのコード実行の脆弱性に対処する。警告レベルの1件はOfficeが対象となり、情報流出の脆弱性を修正する。 Microsoftは今回のセキュリティ情報から、ユーザー支援の新指標「Exploit