またTBS…「リンカーン」“乳もみ”に苦情殺到 テレビ局のバラエティー番組にセクハラやいじめを助長するなどの苦情が多く寄せられていることを受け、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、各局の倫理的な質を問うための検討を始めた。テレビ局側からは「個人の嗜好の問題もある」などと反論も出ており、バラエティー番組の質をめぐるBPOと各局とのつばぜり合いは当分続きそうだ。 きっかけは、今夏にTBS系で放送された「リンカーン」。出演者が同じ芸能事務所の後輩にあたる女性芸人の胸に繰り返し触る映像を見た視聴者から、「セクシュアルハラスメントと同時に、パワーハラスメントも感じられる」との意見が複数寄せられたのだ。 TBSの井上弘社長は「番組内容に批判がある場合、そのつど担当者に届く仕組みがある。編成の方で注意してやっているはず」と説明したが、BPOではこれまでもバラエティー番組の性的表現や過