今春行われたコンピューター将棋ソフトとプロ棋士との第2回「電王戦」の5番勝負で、コンピューター側が人間を圧倒した。ネット中継が大人気を博し「見る将棋ファン」を増やした点で画期的なイベントだった。コンピューター将棋研究の第一人者で、プロ棋士でもある北陸先端科学技術大学院大学の飯田弘之教授に勝敗のポイントと今後について聞いた。――コンピューターの3勝1敗1分をどうみていますか。「第1局こそコンピ
ITエンジニアがデータサイエンティストを目指すには?:ITエンジニアのためのデータサイエンティスト養成講座(1)(1/2 ページ) それぞれの専門分野を生かした「データサイエンスチーム」を結成すればデータ活用への道は短縮できる。そのとき、ITエンジニアはどんな知識があればいい? データサイエンティストとして活動する筆者が必須スキル「だけ」に絞って伝授します。 連載バックナンバー はじめに:分析スキルの課題をどう乗り越えるべき? 昨今では、IT系のメディアのみならず一般雑誌や新聞なども“ビッグデータ”というキーワードを見出しに使っています。この文字を目にしない日がないくらいに多用されていて“バズワード”としてとらえられるケースも少なからずあるようです。 しかし、世界の至る所で――もちろん日本でも、ビッグデータを分析することで新たな知見を見つけて利益を増大した企業や、顧客の購買行動を予測するこ
データ分析がデキるITエンジニアになるために必要な「道具」を揃える:ITエンジニアのためのデータサイエンティスト養成講座(2)(1/4 ページ) データ分析の準備・加工に優れた道具とは? 今回はITエンジニアがデータ分析する際のデファクトスタンダードになっている環境をセットアップしていきます。 連載バックナンバー はじめに 連載第1回 「ITエンジニアがデータサイエンティストを目指すには?」ではデータサイエンティストの役割を説明し、その中でITエンジニアが担う役割と必要となるスキルについて解説しました。第1回の中でも述べましたが、この連載の目的の1つはデータサイエンティストを目指すITエンジニアが必要最低限の知識とスキルを中心に紹介し、読者の皆さんにすぐに始められることから実際に着手していただくことですので、第2回の今回は実際に分析使う“道具”をご紹介します。この連載では分析ツールとしてP
データを取り込む・格納するための方法を理解する:ITエンジニアのためのデータサイエンティスト養成講座(3)(1/4 ページ) データ分析を行う際の対象となるデータにはさまざまな形式が存在します。データ分析を行うには、まず、データを取り込む方法や、結果セットを書き出したり、データベースに格納したりする手続きが必要です。今回はデータの取得、格納といった分析のための下処理の手続きを紹介します。 連載バックナンバー 前回(本連載第2回)は、データ分析に必要な機能と、その機能を実装したPython環境や必要なライブラリのセットアップ方法を説明しました。今回は、分析に必要なデータを、CSV(カンマ区切り)形式のファイルやリレーショナルデータベース、Webサイトなどから取り込む方法について解説します。さらに、結果セットをCSV形式で書き出したり、リレーショナルデータベースに格納する方法も紹介します。 デ
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