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なぜ、引用・転載をする際には出典を明記しなければいけない理由は以下のとおり。 引用・転載した記述が本当に存在するかどうかを読者が確かめることができるようにするため 引用・転載した記述が妥当な文脈の下で引用・転載されているかを読者が確かめることができるようにするため 自分がある事柄について述べていないということを証明するのは非常に難しい(「無い」ことの証明は「有る」ことの証明よりも数段難しい)。なので、引用・転載する方が、出典を提示する義務がある。そうでなければ、我々の社会における様々な交渉事がとんでもないことになる。 学術的、ビジネス的なやりとりのみならず、ブログやTwitterで発言したことに対しても賛成できなければ批判するのはOK。でも、その批判は正しい方法で行うべき。 以下の原発名言というTwitterアカウントがやっている方法は、いつ、どのような文脈の下で発言したのかを読者が追えな
例えばそこの貴方。合コンで初めてあった女の子や久しぶりの親戚と、自己紹介や近況報告から自分の研究の話題になったとします。そして「どんな研究しているの?」から始まった会話は80%(もっと高いかも)の確率で「その研究はどういう役に立つの?」「どういう製品になっていく研究なの?」…そんな流れ何処かで聞いたことありませんか。特にお正月はこんな話題、多かったんじゃないでしょうか? 今回はあまり化学と関係無いですが、こんな質問にどう答えたらよいか?考えてみたいと思います。 ただはじめにいいますが、僕はこの質問があまり好きではありません。 なぜなら大抵の場合、その合コンでの女の子や親戚のおばさんは自分と同じ「バックグラウンド」を共有していないからです。そのため、研究のダイナミズムを伝えることは至難の業です。いや到底無理です。科学者の仕事は、概して「普通」の仕事のように(科学者も普通ですよ!)ダイレクトに
携帯通信機器最大手のエリクソンが発表した予測によると、世界のモバイル・ネットワークのデータ・トラフィック量は、今後5年間で現在の10倍にあたる月間3.5エクサバイトまで増加。また都市への人口集中に伴い、局所的なトラフィックの過密化が進みそうだという。 [出典:GigaOM] トラフィックの増加についてはビデオ・データの増大が主要因となり、また端末別では携帯電話が約4割、モバイルPC/タブレットが約6割を占めることになるという。いっぽう、都市部への人口集中に関しては、1平方キロメートルあたり1000人以上が生活する大都市圏の人口の割合が全体の3割を超えるのにともなって、面積で全体の1%に満たない都市部で6割近いトラフィックが発生することになりそうだという。 [出典:GigaOM] 今後5年間にモバイル・ブロードバンド・サービス加入者数は年間60%のペースで増加、その結果現在9億件程度される加
本稿は、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)のインターネットの最新の技術動向・セキュリティ情報を紹介する技術レポート「Internet Infrastructure Review vol.011(2011年8月19日)」に掲載された「ブロードバンドトラフィックレポート」の一部を抜粋・編集して掲載したものです。脚注などを含む全文はこちらでお読み下さい。なお、図版番号については原文に準拠しています。(編集部) 使用しているデータについて 個人及び法人向けのブロードバンド接続サービスでファイバーとDSLの利用者を収容しているルータから、SampledNetFlowによって収集したデータを利用しています。ブロードバンドトラフィックは平日と休日でその傾向が異なるため、1週間分のデータを解析の対象にしています。今回は、2011年5月30日から6月5日までの1週間分のデータを、前回解析した20
『学振は学生の優秀さとは無関係だから。全ては指導教官の政治力とかコネで決まるの。 』と誤解しているあなたへ、そして、博士課程進学と学振(特別研究員)DC1申請を本気で考えているあなたへ贈ります。 1. あなたは、自分が我が国トップクラスの優れた若手研究者になるという気概を持つべきです。 特別研究員制度は、我が国トップクラスの優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者の養成・確保を図る制度です。 (特別研究員−日本学術振興会) 学振に落ちる人のほとんどは、トップを目指す覚悟が足りません。東大や京大に学振の採用者が多い理由の一つがここにあって、我が国トップクラスの大学にいるという自信が気概を生んでいるのではないでしょうか。『うちの大学からの採用者なんてほとんど居ない』と嘆くあなたは、東大の、MITの院生にも負けない自信を持っていま
コンピュータの分野で最も有名な学会であるACM(アメリカ計算機学会)のWebサイトで「The Future of Microprocessors」(マイクロプロセッサの未来)という記事が公開されています。 インテルのShekhar Borkar氏とAndrew A. Chien氏によって執筆されたこの記事は、クロック速度の上昇などによる性能向上の限界を迎え、マルチコアによる性能向上へと舵を切り始めたマイクロプロセッサがこの先どのような進化をたどろうとしているのかが説明されています。 長い記事なのですが、マイクロプロセッサの変化はソフトウェアにまで影響を及ぼそうとしており、多くのITエンジニアが興味を持ちそうな中身になっています。ポイントを紹介していきましょう。 電力消費量が性能に制限をもたらす 記事ではこれまでにマイクロプロセッサの進化を振り返り、現在が大きなターニングポイントであることを
インテルの新型トランジスタの拡大図。上からかぶさるように並ぶのが電流を立体的に制御する素子(インテル提供) 米半導体最大手インテルは4日、立体構造をもった半導体チップを開発し、年内に生産を開始すると発表した。立体構造にすることで、従来の平面構造では実現が困難だった高速で消費電力の少ないチップが実現するという。 半導体業界は、限られた大きさの半導体チップの上に、どれだけ多くのトランジスタを集積するかを競っている。トランジスタは半導体を利用したごく小さな部品で、二つの電極の間に電流を流すか流さないかで電気信号を制御する。電極の幅を小さくすることで集積度を高め、処理能力の向上と消費電力の低下を進めてきた。 現在主流の電極の幅は32ナノメートル(ナノは10億分の1)。人間の髪の毛の約3千分の1の細さだ。これ以上幅を小さくすると電極間で電流が漏れやすくなり、返って効率が悪くなる恐れが出ていた。
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
総務省は、我が国のインターネットにおけるトラヒック(通信量)の実態を把握するため、インターネットサービスプロバイダ(ISP)6社(注1)及び研究者(注2)の協力を得て、2010年11月時点のトラヒックの集計・試算を行い、今般その結果を別添のとおり取りまとめました。 ・2010年11月時点の我が国のブロードバンドサービス契約者の総ダウンロードトラヒックは、推定で約1.71T(テラ)(注3)bpsであり、この1年間で約1.3倍(25.4%増)となりました。 ・他方、ブロードバンドサービス契約者の総アップロードトラヒックは、推定で約896.5Gbpsであり、集計以来、初めて減少した前回調査結果から転じて、半年間で2.8%増となりました。なお、1年前との比較では5.0%減となっています。 ・2009年5月以降、総トラヒックの伸びが協力ISP6社のトラヒックの伸びを上回っています。これは総トラヒック
先日、 ボストンにて行われたUsenix Symposium on Networked Systems Design and Implementationというイベントで、位置情報の特定手法に関した恐ろしい研究結果が発表されました。発表者は中国成都にある電子科学技術大学の科学者であるYong Wangさんと、アメリカイリノイ州にあるNorthwestern Universityの研究員達です。 日本でも某企業が提供するようなデータベース形式の位置特定サービスは別として、通常IPアドレスベースの特定法では位置情報の精度は35キロメートル内です。 しかし、なんとこの手法を用いると、あなたの位置情報が、あなたが使用している利用端末から690メートル以内の精度で特定できてしまうというのです。しかも、特別な装置や、GPS位置情報も一切必要なく、現在普通にインターネットを飛び交う公開情報だけから位置を
はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用
春は出会いと別れの季節と言いますか?わかりません。今日は、新しく研究室に配属される理系大学の新四年生を対象に、この魑魅魍魎渦巻く研究世界の歩き方的なものを、曲がりなりにも二年間、理系の研究室で過ごしてきた経験を元として、二年前の自分にアドバイスするつもりで、心の赴くままに書いてみようと思います。 こんてんつ はじめに 積み上げてきた経験とのギャップ 研究は神聖なものではない 研究の三つの意義 「理系はコミュニケーションをとる機会がない」の嘘 研究室で発狂しないために さらに勉強したい人のために はじめに 僕は生命+情報系の研究に携わる大学院生(4月からM2)ですが、下のエントリを見てもらえば分かるように、僕は研究者見習いとしては落ちこぼれです。M1の途中で研究室を移籍するという暴挙を成し遂げた他、最近まで就活にかかりきりで修士研究の成果は未だほとんど出ていません。このままでは三年修士をやり
放射性物質による土壌汚染が懸念される飯舘村の水田。今年の作付けができないおそれが出ている=9日午後2時ごろ、木村写す イネを作付けできない水田で、バイオマス燃料の原料となるヒマワリやナタネなどを作付けしたい――。福島第一原子力発電所から漏れた放射性物質による土壌汚染が確認された福島県飯舘村の菅野典雄村長が9日、同村を訪れた鹿野道彦農林水産相に提案した。 政府は8日、土壌中の放射性セシウム濃度が土1キログラムあたり5千ベクレルを超える水田では、イネの作付けを禁止するという基準を発表した。近く作付け禁止地域を定めるが、飯舘村では基準を超える水田が出ており、村全域の水田が作付け禁止となる可能性がある。 菅野村長は9日の会談で、禁止地域でバイオマス燃料の原料となる農産物を作付けして農地を維持・保全し、農家の営農意欲も支えたいと説明した。鹿野農水相は「どういう作物が(放射性物質を)吸い上げる量
「自然な疑問」を持たないように訓練されている、『自然な疑問』を持つように訓練するにはの続き。 「自然な疑問」を持たないように訓練されているでjackさんがとても本質的な問いを提供してくださった。そのコメントに対する私のコメントをエントリーとして再掲載させていただく。普段は、常体(だ。である。)でエントリーを書いているけれども、以下はコメントに対するコメントなので敬体(です。ます。)なのでご容赦を。 jackさんのコメントとそれへの返答 疑問とか目標を持てといわれると、「どんな疑問や目標が求められているのか」って正解を考えてしまいます。このエントリを読んでも、「自然な疑問」が「正解」となるような問題意識を持ってしまうというか・・・ 素晴らしい!まさしく、jackさんがおっしゃる「どんな疑問や目標が求められているのか」というこの発想が今回のエントリーの肝です。私や私の教授、同僚の先生方が学生に
5号館のつぶやき:大学院生は利用され使い捨てられているのか 私は前から不思議なのですが、こうした研究室の先輩の進路状況や、研究室で上に書かれているような理不尽が行われているということが、ほとんど後輩に語りつがれていかないという現実があります。その結果、数年前に起こったアカハラ事件とほとんど同じことが数年後の同じ研究室で再現されているなどという信じられないことがいまだに続いているところもあるようです。 というわけで、教員を糾弾して改善を迫ることも大切だと思いますが、学生側の情報流通をなんとかする策も講じる必要を強く感じているところです。 博士進学問題:学生は就活同様の研究室選びをすべき:生命の理解、そして「理解」の理解 「学生による研究室選びは、最初から学生側の責任」と言いたいわけですが。 教育の質に差があったとしても、それは研究室を責めてよい理由になると思えません。 なぜなら、「大学院の役
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