真空に詰まった軽やかな塊 インタビュー / 大舘奈津子 左:「OFFERING – Collection #5」2014年. 右:OFFERING – Collection #27」2014年. ART iT まず最初にお伺いしたいのは、ヨコハマトリエンナーレ2014に出品した「OFFERING」(2005-14)と、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭に出品しているふたつの作品、「K1001K」(*正しくは、最後のKが横向きに反転)と「TSR 14」(共に2015)の作品についてです。これらの作品は、それ以前に笠原さんが発表していた彫刻作品と極めて違う性格を持つ作品に見えます。いわゆるそれ自体が自立している形としての彫刻作品というよりは、フィールドワークに端を発し、調査を重ねた上で、既存の表象に立ち返るような作品です。その変化にどのように至ったのか、経緯を教えていただけますか。 笠
自民党憲法改正推進本部が作成したマンガ冊子「憲法改正ってなあに?」があまりにもデタラメだらけの内容であることに大きな批判が巻き起こっています。 自民党憲法改正推進本部が安倍首相の肝いりで制作し、昭和27年にサンフランシスコ講和条約が発行して主権を回復した4月28に合わせて発表されたのが、問題になっている憲法改正の意義を若者らに分かりやすく説明するためのマンガ冊子「憲法改正ってなあに?」です。 自民が憲法改正漫画 若者ターゲット - 西日本新聞 冊子では日本国憲法が「外国人の手でわずか8日間で草案が固められた」などと、いわゆる「押し付け憲法」であることを繰り返し強調、現憲法を「みっともない憲法」と断ずる安倍首相の意向を強く受けたものとなっています。 本部長の船田元衆議院議員も会見で「憲法はGHQの影響下で作られたという歴史的事実を踏まえるべきだ。勇気を持って改正したい」などと発言しており、約
上りの大原行の急行列車が大多喜を出ると、ピンポンピンポンとオルゴールのチャイムが鳴って、「ただ今から乗車券、急行券を拝見させていただきます。」とアナウンスが流れます。 急行列車の車内検札の始まりです。 前回までの文章をお読みの皆様の中には、「何だ、いすみ鉄道だってお客様を疑っているじゃないか。」と言われる方もいらっしゃると思いますが、いすみ鉄道が車内検札をするのは、実はイベント的色彩が強いのです。 硬券の急行券に鋏を入れるのも、車内補充券を発券するのも、昭和の観光急行列車の演出で、「昔はこうだったなあ。」という懐かしさを味わっていただくという意味合いがとても強いのです。 ところが、JRでは今でも真剣に検札や改札をやっていて、それがあたり前だと思っている。 面白いのが、あたり前だと思っているのは会社だけじゃなくて、お客様も皆さんあたり前だと思っている。 だから、もしかしたら、いす
美容やファッション、グルメ大国として名高い韓国。約2時間で行ける近場の海外旅行先として、毎年多くの日本人観光客が訪れています。ここで紹介するのは、通しか知り得ない名所の数々。韓国の新たな魅力をお届けします。 カラフルな街並が おもちゃみたいでカワイイ! 「釜山・甘川文化村」 もともと、朝鮮戦争の際に北朝鮮から逃れて来た避難民たちが集落を作ったのがはじまりとされる甘川文化村。それが今では、韓国のマチュピチュと呼ばれるほどの観光地に。迷路のように入り組んだ路地がそう言われる所以です。ところ狭しと立ち並ぶカラフルな家々を見ていると、なんだか心もウキウキしてきたりして。最近では、この景色に魅了されて移住してくる美術家や写真家も多いのだとか。 モーゼの奇跡ならぬ、 桑ばあさんの奇跡! 「珍島の海割れ」 毎年3月と6月、珍島と芽島を隔てる海中に道のようなものが浮かび上がる現象。これを「珍島の海割れ」と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く