8月4日に決勝が行われた第40回日本クラブユース選手権で大会得点王になったのは中学3年生の久保建英選手(FC東京、5ゴール)だった。クラブユースは18歳以下の選手が対象だから、まさに"飛び級"での活躍。どうしたらこういう選手をもっと輩出できるのか。人を育てることの大切さと難しさに真剣に向き合わなければ、日本サッカーに未来はないだろう。■ゴール取る才能持つ久保、着実に成長久保選手は今月、インドで
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選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた7月の参院選で、18歳の投票率が高かった横浜市青葉区の県立高校3校に対し、神奈川県警青葉署が「特別な取り組みをしたのか」と問い合わせていたことが、県警と県教育委員会への取材でわかった。弁護士約130人が参加する自由法曹団神奈川支部は、「教育内容への不当な干渉」などと抗議する声明を出した。 総務省が各地で18~19歳の投票率を調べた結果、同区の1投票所では18歳の投票率が73・49%で、全国平均の51・17%を大きく上回った。青葉署によると、この情報を受け、高橋幸治署長が生活安全課所属の署員に理由を聞き取るよう指示。署員は3校に電話で「学校で取り組んだ啓蒙(けいもう)活動があれば教えてほしい」などと依頼し、学校側は「県全体で取り組む模擬投票などの主権者教育をした」などと答えたという。 自由法曹団神奈川支部は9日に出した声明で、同署の対応を「警察権の乱
「君の名は。」を観た。映画としては面白かったが、監督の東京至上主義的発想がにじみ出ていて気分の悪い作品だった。以下ネタバレこみでどこが気持ち悪かったか書く。 まず、三葉が飛騨に住んでいるのに東京の話ばかりするところが気持ち悪い。飛騨は一応岐阜の一部であり東海地方である。テレビも名古屋のニュースが入るはず。ならば、まず三葉が向かうべき都会は東京ではなく名古屋のはずである。もちろん、東京と名古屋では都市の規模に明確な差があるけれど、「カッフェ」はたくさんあるし雇用も最低限はある。実家の様子を見に行くことを考えれば名古屋に就職するという選択肢も考えられるはずで、そこがすっぽり抜け落ちているのが不思議だ。小説版では三葉が名古屋のことを「大きな田舎」と表現する場面があるらしいが、当たり前だが飛騨よりは名古屋のほうが何倍も都会だ。三葉たちが困っていたのは「カッフェ」がないこと、雇用がないこと、訳のわか
【9月12日 AFP】私は今、ナイジェリア北部ボルノ(Borno)州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)国際空港に着陸体勢に入った飛行機の中から、眼下に点在する村落を、目を細めながら見ている。 おそらく雨期なのに、サバンナは乾燥して砂ぼこりが舞っている。茶色い地面には、未舗装の道路や踏み固められた道筋が、クモの巣のように広がっている。 ここを訪れるのは3度目だが、今回も水辺のような場所はほとんど見えず、またも「人々はこの厳しい気候の中で、どうやって生きているのか?」と思わずにはいられなかった。水を飲むのを忘れないよう自分に言い聞かせた。 着陸すると、日差しは目をやられそうなほどにまぶしく、暑い空気がヘアドライヤーの熱風のように顔に襲ってきた。 マイドゥグリは、雨が降った時にだけ水が流れるンガダ(Ngadda)川の北岸、サハラ砂漠のすぐ南に位置し、歴史的な商業の中心地だ。何世紀にもわたっ
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