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【AFP記者コラム】アフリカ経済大国の飢餓、ナイジェリアの避難民キャンプ
【9月12日 AFP】私は今、ナイジェリア北部ボルノ(Borno)州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)国際空港に... 【9月12日 AFP】私は今、ナイジェリア北部ボルノ(Borno)州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)国際空港に着陸体勢に入った飛行機の中から、眼下に点在する村落を、目を細めながら見ている。 おそらく雨期なのに、サバンナは乾燥して砂ぼこりが舞っている。茶色い地面には、未舗装の道路や踏み固められた道筋が、クモの巣のように広がっている。 ここを訪れるのは3度目だが、今回も水辺のような場所はほとんど見えず、またも「人々はこの厳しい気候の中で、どうやって生きているのか?」と思わずにはいられなかった。水を飲むのを忘れないよう自分に言い聞かせた。 着陸すると、日差しは目をやられそうなほどにまぶしく、暑い空気がヘアドライヤーの熱風のように顔に襲ってきた。 マイドゥグリは、雨が降った時にだけ水が流れるンガダ(Ngadda)川の北岸、サハラ砂漠のすぐ南に位置し、歴史的な商業の中心地だ。何世紀にもわたっ
2016/09/13 リンク