ヘルプデスク担当者はさまざまな苦悩を抱えがちです。私自身も新システムを導入した際に多くの苦労を経験しました。本稿がヘルプデスクの体制づくりや目標設定、今後のキャリア展望の参考になればと思います。 情シスを取り巻く業務の一つにヘルプデスクがあります。ヘルプデスクの業務量は、情シスメンバーの数や利用しているシステムの種類や数なども関係しますが、従業員のITリテラシーにも依るところが大きい傾向にあります。 今回はヘルプデスクの業務量が多い企業を念頭に、担当者が抱えがちな苦悩についてお話しします。情シスの方は体制づくりや目標設定の参考に、ヘルプデスクの方は今後のキャリア展望の参考になればと思います。 エンジニアリングマネージメントの社長兼「流しのEM」。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学で大学教員を目指した後、ワーキングプアを経て、ネットマーケティングで情シス部長を担当し上場を経験。その後レバレ