講座内容 私たちは皆、「戦争は悪い」「戦争はよくないもの」と考えてはいるだろう。しかし戦争はなくなっていない。反対に戦争は政治の一手段として時には必要と考える人もいるだろう。また戦争では、しばしば人権を無視した事態が生じる。人権や倫理なんて戦争に関係ないと考える人もいるかもしれない。しかしそれで本当によいのだろうか?この「よいのか?」という観点、つまり倫理的に「よい」のか、「正しい」のかという観点から戦争について批判的に考察することはできないだろうか?さしあたって「正しい戦争はあるのか?」と問いを立ててみよう。そこからもし正しい戦争の規準を導けるとするならばどうだろうか? 本講座では、戦争倫理学において主要な理論である正戦論を用いることにより、戦争の倫理的諸問題を考える。正戦論は「正しい戦争」の規準を構築することによって、むしろ実際の戦争の悪を暴き出すものであると考える。そして、戦争を批判
講座内容 アートが新たに活躍できる場所について考えてみましょう。近年、美術館や劇場、コンサートホールといった従来の定位置ではなく、大きな困難や課題を抱えた人々に寄り添うかたちで、アートが社会の隙間に浸透していっています。本講座では、そういったアートの現場を訪ねながら、アートが社会や人々にどういう作用を果たし得るのか、同時に、アートそのものにどんな変化が起こっているのか、などということを考えてみたいと思います。 また、アートが浸透するためには環境を整える必要があります。規格外のアートですから工夫を凝らしたマネジメントが必要です。その方法論にも光をあて、少しでも皆さんに身近なものとして感じていただきたいと思っています。 第1週:アートの力 新たなアートの現場へ 障害のある人のアート:たんぽぽの家(奈良県) 大資本に抗う村:マンティン村(マレーシア) 病院のアート:四国こどもとおとなの医療センタ
講座内容 本講座は、研究データ管理に関する基礎的な知識を得るためのものです。 研究活動に伴い研究データがたどるプロセスとその管理のあり方について理解し、研究の再現性と透明性の向上に欠かせない、効果的な研究データ管理を行うための方法について学ぶことができます。 さらに、概略を学んだ後、各学習者が、所属機関における研究データ管理サービス構築に向けた戦略立案を行うための足掛かりを得られるよう、構成されています。 以下のいずれかに該当する方を受講者として想定しています。 ・大学や研究機関等において研究者の支援に携わる方(図書館・IT部門・研究支援部門の職員(URA含)、研究室で研究補助業務に携わる方等) ・オープンサイエンスや研究データ管理に関心のある方 第1週:研究データ管理とは 本講座の背景とねらい 研究データ管理の重要性が増している背景 研究データ、研究データ管理の定義 効果的なデータ管理に
(2019/4/9追記) 本講座(第1回)は2017年8月30日をもって受付を終了いたしました。 現在、第2回(2019年6月6日開講)の受講登録を受け付けております。 こちらのページをご参照ください。 この講座には「通常コース(無料)」と「対面学習コース(有料)」の2種類のコースがあります。*対面学習コース(有料)では、対面授業を7/29(土)、8/27(日)東京で開催します。 対面学習はそれぞれ以下の内容で実施いたします。 7/29(土): (A)「ロケットの仕組みを学ぶ工作教室」(担当講師:千葉工業大学 和田 豊 准教授)では、小学校高学年以上の方なら誰でも参加できるように、ロケットの種類や仕組みについて工作を通じて学びます。夏休みの自由研究にも適した内容となっています。 8/27(日): (B)「プロジェクトマネジメント入門」(担当講師:千葉工業大学 田隈 広紀 准教授)では、学生
講座内容 黒澤明の『羅生門』や村上春樹の『海辺のカフカ』は日本文化であると同時に世界文化資産でもあります。「真相は藪の中」という認識やオイディプス王の普遍的な物語を伝え、また、私たちの世界がカフカエスク、ハイパーリアルであって、時には空から魚が降り、猫が人の言葉を話すこともあると教えてくれるからです。文化翻訳は、このようなイメージやアイディア、価値や伝統、神話や物語を翻訳・翻案し、変容させて世界中に広め、伝える営みです。 本講座では、日本文化を焦点に、文学、映像、漫画、パフォーマンスの領域ごとに文化翻訳の諸相を紹介します。芥川龍之介の「羅生門」とモダニティ、日中詩文学の相互翻訳、半沢直樹と香港民主化運動、文化翻訳プラットホーム『コミックビーム』、谷口ジローの日仏遍歴、ミュージカル『太平洋序曲』日米似姿競演などを取り上げ、翻訳家・演出家・編集者・制作者の仕事、また、読者・観客・視聴者の応答も
講座内容 2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まり、日本は観光立国としても注目されています。日本文化に魅力を感じ、日本語を学ぼうとする海外の人が増えている一方、日本国内ではグローバル化と少子高齢化が進み、日本語教育を真剣に考える必要性が高まっています。 この講座では、これまで日本語教育にまったく携わったことのない人のために、「日本語教育とは何か」、「どんな人がどんな目的で日本語を学んでいるのか」、「日本語教師とはどんなことをしているのか」、「ポップ・カルチャーと日本語教育がどうかかわっているのか」などについて、やさしくお話ししていきます。多くの日本人にとっては母語である日本語を外国語として教えるとはどういうことなのか、一緒に考えていきましょう。 第1週:日本語教育基礎知識 国語?日本語? 国語教育と日本語教育 どんな人たちが日本語を学んでいるの? 第2週:日本語教育のミッ
講座内容 江戸時代の積み重ねなくして、世界的に有名な「明治維新」の成功はない。ヨーロッパと意図的に交渉を持たなかった「鎖国」下の日本で驚異的に進められていったヨーロッパ化の意識革命あればこそ、という認識で、その「実態」を平賀源内、伊藤若冲、円山応挙、喜多川歌麿、そして葛飾北斎といった18世紀後半(1760~1800)の江戸美術界の革命児たちの事跡にみる。鎖国どころか、同時代ヨーロッパをリードしたザ・ピクチャレスクという風景画革命に通じるものを、フランス革命下に爆発したフィジオノミー(観相術)なる顔への関心を、全く同時代の江戸の人々が見出し、追求できていることをみてみるが、決して偶然の成り行きではない。では、この平行現象はどういうふうに説明されるのだろう。 いろいろな説明のしかたがありうるが、最近ヨーロッパ美術そのものをみる見方を一変させた(1)表象論 (representational a
この講座では、講座終了後に、実際に映像制作を直接講師から学ぶことの出来る「対面授業」を実施する予定です。「対面授業」の詳細については、本講座の受講登録をされた会員の皆様に講座開講後にお知らせします。 講座内容 本講座は、数多くの有名監督、アクター、作家を生んだ日芸がおくる動画制作入門講座です。現在の動画をとりまく環境を踏まえつつ、ドラマ、ドキュメンタリー、アニメーション、メディアアートなど、映画・映像作品の特性・表現手法を理解することにより、受講者の皆さんに動画制作のための実践的なヒントをオンデマンドで学んでいただくものです。 ・質問です、皆さんは動画を撮影できる機材を持っていますよね? 「え?ビデオカメラなんか持ってないよ」と思われる方もいるでしょう。でも、今、お持ちの携帯電話、動画が撮影できる機能がついていませんか? 「スマートフォンじゃないから…」という方はガラケーの機能を調べてみて
講座内容 (2015/6/25追記) 本講座(第1期)は2015年6月18日をもって受付を終了しました。 現在、第3期(2016年1月12日開講)の受講登録を受け付けております。こちらのページをご参照ください。 「簿記」・・・、一見地味な名前ですが、ビジネスシーンにおける三種の神器は「英語・IT・会計」と言われておりますが、この会計を本質から理解するために最初に学ぶ基本知識が「簿記」です。 「簿記」は、学生の方にとってはそれほど縁がないかもしれません。 また、社会人の方も社内研修で決算書の見方を学習する機会はあるかもしれませんが、その決算書を作成する過程である「簿記」を学習する機会は少ないかもしれません。 しかし、新聞やビジネスシーンで当然のように使われている売掛金、貸倒れ、減価償却、引当金、損益計算書、貸借対照表という用語はすべて「簿記」で学ぶ内容であり、これらをまとめたものが決算書にな
(2015/6/9追記) 本講座(第1期)は2015年6月4日をもって受付を終了しました。 現在、大航海時代の日本:日欧文化交流の歴史(ヒストリア)高校生向け特別版の受講登録を受け付けております。こちらのページをご参照ください。 講座内容/Course Outline(English) 16~17世紀、ポルトガル・スペインの両国が大洋に乗り出した、いわゆる「大航海時代」。 それは、日本の戦国時代の歴史が、ヨーロッパのルネサンス・ヒューマニズム文化の歴史に「接続された」注目すべき時代である。 この講義では、日本はどのように認識され、地理上位置づけられたのかを出発点とし、その後、来日したヨーロッパ人がもたらした文化は日本にどのような作用をもたらしたのかを考察する。 当時ヨーロッパはルネサンスとヒューマニズムの新しい文化の開花期。 戦国の日本とそのヨーロッパの文化が「接続」し、世界史上でも特異な
内容 gaccoとEvernoteの連携が生み出す新たな学びスタイルを、ライフハックの達人が紹介します。 日本初のMOOCサービス「gacco」が誕生し約1年。教育のオープン化とその推進というミッションのもと、これまで30を超える大学講義をリリースし 、会員数は国内外で10万人を超えました。 そして、誰でもが好きな時に学べ、相互に学び合い、継続した学習環境を自発的に創れるその知的充溢感をさらに手助けしてくれる頼もしいパートナーが現れました。それがとても便利なクラウドアプリ「Evernote」です。 フローになりがちな知や情報をストックし、加工し、いつでも引き出していくことで、自分さえ気づかない新たな価値を提示してくれます。学んだ知識が拡張し、共有されるというこの“知的錬金術”をあなたもぜひ体験してください。 ※本コンテンツは、大学講座ではありませんので、修了証は発行されません。 【gacc
反転学習コース(有料) お申込み方法 外部サイト「Peatix」よりお申込みいただけます。*大学院生・大学生・短大生対象詳しくは、下のリンクよりPeatix詳細ページをご覧ください。 コース内容 通常コース (オンライン学習) 反転学習 (対面授業) 3/10(火) 東京にて開催 講座内容 情報発信というと「マスコミの仕事でしょ」と他人事に思う人がいるかもしれません。しかし、SNSなどでの書き込みも情報発信ですし、大学院生・大学生・短大生なら就活の場面でのエントリーシートや面接、仕事でのプレゼンもまた情報発信です。世の中には情報があふれています。日常的な行為も情報と不可分なのです。それだけに、生活でも仕事でも、情報の真偽や軽重を正しく見極め、自分や社会のために主体的に活用する能力が大事になっています。ひとことで言えば、情報を上手にさばく力です。この力をメディアリテラシーといいます。この講座
(2015/11/11追記) 本講座(第1期)は2015年3月をもって受付を終了しました。 現在、第2期(2016年3月15日開講)の受講登録を受け付けております。 こちらのページをご参照ください。 講座内容 本コースでは,近い将来に訪れると期待されるロボット化社会において,我々人間は何を学ぶのかを議論し,ロボットと人間の深い結びつきについて学ぶ. これまで日本は産業用ロボットで世界を圧倒的にリードしてきた.そのロボット技術を基に今度は日常生活の場で活躍するロボット,日常活動型ロボットが普及しようとしている.この新たなロボットとそれまでの工場で働くロボットの最も大きな違いは,人と関わる機能にある.日常活動型ロボットには,人との関わりの機能が必要不可欠である. しかしながら問題は,人とは何かということが未だ明らかになっていないことである.認知科学や脳科学においても,それは最も基本的で最も困難
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