丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は、記者会見で競泳の池江璃花子選手にSNSを通じて東京大会の出場辞退などを求めるコメントが寄せられたことについて「ことばの暴力であり、いかなる理由があっても許されない」と批判しました。 この中で丸川大臣は、記者団が「各種の世論調査では東京大会開催への支持率が低くなっており、何のために開催するのか」と質問したのに対し「人類の連帯と団結を表すシンボルがオリンピックとパラリンピックで、特にコロナ禍においては、世界中の人々が新たな光を見いだすきっかけになる」などと述べ、東京大会を開催する意義を重ねて強調しました。 また、競泳の池江璃花子選手に対しSNSを通じて出場辞退などを求めるコメントが寄せられたことについて、丸川大臣は「非常に残念だ。匿名で個人に対してことばの暴力をぶつけるのは、いかなる理由があっても許されないことだ」と批判しました。