http://d.hatena.ne.jp/Tabi/20050530#1117382430 確かに、ナンシー関が追求したのは「常識/非常識」という枠組みでした(と思う)。 ただ、彼女のバックボーンとしているものはいわゆる「世間」とは重なる場合もあり、ズレる場合もある何かだったと思う。 「倫理観」と書いてしまうと、何か他人も同じことを求める押しつけがましいことに感じてしまうけれども、むしろ「自分はどうするか」ということだった。そして「自分はこうじゃないと思う」と発言するというようなことで。 出典を忘れたが、一人暮らしのナンシー関は「買った食材を腐らせてしまう」のがものすごく「ちゃんとしてない」ことだと思っていた、という記述があった。「ちゃんとしてる/してない」というのは、オトナとしてどうか、というような意味。 そういう基準で生きてた。 でも、それは自分が思っているということで、「世間が思っ