■尖閣海域波高し 猛暑が続く中、あっという間にプーリィ(豊年祭)やソーロン(旧盆)が終わった。ソーロン迎え日の15日は終戦記念日と重なり、祖先の霊や戦死者への思いから平和の尊さを深く感じた。第2次世界大戦の死者は5000万~8000万人、日本が310万人、沖縄20万人、八重山3700人と推定される。恐ろしい死者の数だ。大戦後も朝鮮、ベトナム戦争をはじめ近年のイスラム国や過激派による多くの紛争やテロが起き犠牲者も数知れない。戦禍を逃れてヨーロッパへ難民が流入し、受け入れ国では極右政党や団体が台頭、難民との間に社会不安を引き起こしている。 アジアでは南沙諸島や南シナ海全域の管轄を主張する中国と近隣国に軋轢(あつれき)が起きている。国際仲裁裁判所は中国の主張を全面的に退ける判決を下したが、中国は判決に反発し国際社会と対立している。 尖閣諸島海域では公船や漁船の領海侵犯により緊張が高まっている。中
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