米ウーバー・テクノロジーズの株主は、ソフトバンクグループ率いる投資家連合に持ち分のかなりの部分を売却することで合意した。ソフトバンクは、直近の評価額を大きく下回る額でウーバー株を取得する。 ウーバーの広報担当は28日に電子メールで配布した発表文で、「買い手側と協力して取引全体を完了させることを楽しみにしている。今回の取引は当社の技術投資を支援し、成長に拍車を掛け、コーポレートガバナンス(企業統治)を強化すると期待する」と表明した。 事情に詳しい関係者によれば、今回の取引ではウーバーの価値を480億ドル(約5兆4200億円)と評価することになる。投資家連合はこのほか、ウーバーに対し、より高い690億ドルの評価に基づき12億5000万ドルを直接出資する。投資家グループはソフトバンク、ドラゴニア・インベストメント・グループ、TPG、テンセント・ホールディングス、セコイア・キャピタルで構成される。
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