事実上の弾道ミサイルとみられ、上空を通過する恐れがある沖縄県では発射予告に戸惑いの声が広がった。北朝鮮側が示した発射期間は10日~22日で、防衛省・自衛隊は情報収集などに追われた。 沖縄では今年4月のミサイル発射で、飛行コース下の地域はミサイルからの落下物の心配があるとして自衛隊の迎撃態勢が敷かれた。石垣市の小底嗣洋市議は、「北朝鮮の示威行為だろうが、巻き込まれてはかなわない」と憤った。与那国町議の崎原孫吉さんは、「驚いた。状況がよく分からず心配している」と語った。 北朝鮮が2009年と今年4月にミサイルを発射した際には、発射情報を巡って発表の誤りや遅れなどで混乱した自衛隊では、「今度こそ失敗は許されない」と幹部が表情を引き締めた。ただ、北朝鮮がこのタイミングでミサイルを発射する意図が分からないとして、幹部は「軍の動きについて分析を急ぐ必要がある」と語った。
【エルサレム=共同】イスラエルのメディアは11月30日、占領地の東エルサレムとヨルダン川西岸の入植地に計約3千戸の入植者住宅を建設することなどを政府が決定したと伝えた。パレスチナの国連オブザーバー資格を「組織」から「国家」に格上げする国連総会決議が29日採択されたことへの報復措置。パレスチナ自治政府のアッバス議長は決議採択に際し、和平交渉に積極的に応じる姿勢を強調していたが、交渉再開が再び遠ざ
14日に始まったイスラエルのガザ地区への空爆は、一週間経ても収まる気配を見せない。パレスチナ人の被害は100人を超え、オバマ政権もクリントン国務長官に仲介を命ずるなど、対応に動き始めた。 なぜ突然、パレスチナでの戦闘が激化したのか。日本の報道の大半が「ガザを実効支配する"原理主義"組織ハマースがイスラエルにミサイルを撃ち込み、首都まで射程に入ったから」、それに対応してイスラエルが強硬手段に出た、と解説する。「ハマース=先に手を出した=悪者」との構造が、前提にある。 こうした切り取り方は、日本の報道のいつもの陥穽だ。その背景や長期的に続けられているガザに対するイスラエルの政策がどうなのか、考慮することなくごく短期間だけ取り上げて、どちらが先に始めたか、で判断しようとする。実際のところ、2008-9年にイスラエルがガザを大々的に攻撃して1300人以上のパレスチナ人の死者を出して以来、戦闘は繰り
ここ数日、軍事オタクたちの間でもっぱらの話題となっているのが、イスラエルの対砲・対迫防衛システム『アイアンドーム』だ。 イスラエルとパレスチナ・ガザ地区の間で続く紛争では、ガザ地区からイスラエル領内に向けて断続的にロケット弾が撃ち込まれている。このロケット弾を9割もの高確率で撃墜することに成功しているのが、イスラエルのラファエル社が開発した『アイアンドーム』だ。日本語に訳すと「鋼鉄の天蓋」とでもなろうか。厨二っぽい響きも軍事オタクの興味をひきつけてやまない。 イスラエル軍が14日に発表した情報によると、今回の交戦が始まって以来、ガザ地区から発射されたロケット弾の数は737発。このうち492発がイスラエル領内に落下し、245発は『アイアンドーム』が撃墜。迎撃成功率は90%に達したと主張している。『アイアンドーム』が270発あまりのミサイルを発射し、うち245発が命中したという意味と捉えてよか
沖縄県読谷(よみたん)村のビルに侵入し、男子中学生(13)を殴ったなどとして、嘉手納署は19日、米軍嘉手納基地所属の空軍兵(24)を住居侵入と傷害、器物損壊容疑で那覇地検に書類送検した。 発表によると、空軍兵は2日午前0時50~55分頃、ビル3階にある会社員宅に侵入。部屋で寝ていた中学生の顔を殴って1週間のけがを負わせ、テレビ1台(15万円相当)を膝蹴りで壊した疑い。 「酒に酔っていて、自宅に帰ったと思い込んでいた。中学生が侵入したと勘違いして殴った」と供述しているという。 この事件で県警は、米軍から全面的な捜査協力を得られたとして、身柄の引き渡しを求めなかった。空軍兵は同基地内で米軍の監視下に置かれており、今後は那覇地検が在宅のまま調べを進め、起訴するかどうかなど処分を決める。
(CNN) イスラエル政府によると、同軍がパレスチナ自治区ガザへの空爆を始めてから、政府関連サイトに激しいサイバー攻撃が集中している。国際的ハッカー集団「アノニマス」が犯行声明を出した。 イスラエル情報当局責任者が18日に語ったところによると、同国が先週受けたサイバー攻撃は4400万件に上った。同責任者は「実戦とソーシャル・ネットワーク、サイバー攻撃という3つの前線で戦いが続いている」と指摘。サイバー攻撃の犯人は政府サイトへのアクセス妨害を図っているとして、「政府のコンピューターシステムを守ることが非常に重要だ」と述べた。 一方アノニマスは、イスラエルによる「パレスチナ人への野蛮で残酷な扱い」に抗議するため、サイトをサービス停止に追い込んだりユーザー情報を流出させたりしたと主張。先週以降に停止させたり改変したりしたというイスラエル系サイト650件のリストを発表した。 アノニマスはまた、19
■菅義偉・自民党幹事長代行 谷垣さんの作ったものと、安倍さんのカラーで作ったものです。国防軍の話だが、憲法96条を見直した上で、どういう憲法にするかということで、4月に自民党としての考え、「草案」を発表している。自分の国を自分で守るのは当然のことですから、国民を守るというのは、そういう意味で「国防軍」と言った方がわかりやすい。そういう意味合いを持って、今後、憲法改正の中に国防軍とした。(自民党の選挙公約に「国防軍」保持を規定した憲法改正を目指す方針を盛り込んだことについて、テレビ朝日の番組で) 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事「進次郎は世襲でもすばらしい政治家」自民・菅氏(11/19)自民・菅義偉氏「民主との連立、なかなか難しい」(11/18)自民・石破氏「
【ガザ=山尾有紀恵】パレスチナ自治区ガザとイスラエルとの停戦が2日目に入った23日、ガザ南部のイスラエルとの境界付近でイスラエル軍兵士がガザのパレスチナ人農民に発砲し、1人が死亡、少なくとも8人が負傷した。 ガザのハマス政府保健省によると、境界付近に畑の様子を見に来ていた農民に対して、監視塔にいたイスラエル兵が発砲したという。停戦が薄氷の上にある実態が明らかになった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事空爆もうたくさんだ ガザ、「勝利」喜ぶ市民(11/22)ガザ停戦成立、エジプト仲介 地上戦回避、経済封鎖緩和(11/22)イスラエルとハマス停戦合意 テルアビブではバス爆破(11/22)ガザ停戦、薄氷の合意 攻撃なかなか止まらず(11/22)
11月21日、米国やロシアなど6カ国がイランの核開発をめぐる同国との協議について、早急な再開を目指すことで合意した。写真はEUのアシュトン外務・安全保障政策担当上級代表。モスクワで6月撮影(2012年 ロイター/Sergei Karpukhin) [ブリュッセル 21日 ロイター] 米国やロシアなど6カ国は21日、イランの核開発をめぐる同国との協議について、早急な再開を目指すことで合意した。数日中にイラン側と接触するという。 米国、ロシア、中国、フランス、英国、ドイツの代表はベルギーの首都ブリュッセルで会議を開催。イランとの核協議で6カ国を代表する欧州連合(EU)のアシュトン外務・安全保障政策担当上級代表は、「できるだけ早い協議再開を目指す」と述べた。
11月21日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルは停戦合意に至ったものの、両者の信頼が欠如していることが浮き彫りになっている。写真はガザ境界付近で撮影したイスラエル軍(2012年 ロイター/Yannis Behrakis) [エルサレム 21日 ロイター] パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、21日にイスラエルと合意した停戦を受け、まるで勝利を得たように祝福している。一方で、イスラエル側には慎重な見方もあり、両者の信頼が欠如していることが浮き彫りになっている。 8日間にわたる戦闘の末に停戦が成立し、ガザへの地上侵攻が回避されたことに、パレスチナとイスラエルは同じように安堵(あんど)する。しかし、この停戦がそれほど長続きしないとの予感も双方にあるようだ。
11月22日、イスラエルは、パレスチナ自治区ガザからのロケット弾を迎撃した対空防衛システム「アイアンドーム」について、8日間続いた戦闘での迎撃ミサイル発射費用が約20億─25億円に上ったと発表した。写真は19日、イスラエルで撮影(2012年 ロイター/Darren Whiteside) [エルサレム 22日 ロイター] イスラエルは22日、パレスチナ自治区ガザからのロケット弾を迎撃した対空防衛システム「アイアンドーム」について、8日間続いた戦闘での迎撃ミサイル発射費用が計2500万─3000万ドル(約20億─25億円)に上ったと発表した。 イスラエルとガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスなどとの衝突は14日に開始し、エジプトの仲介によって21日に停戦に合意した。医療当局者によると、ガザでの死者は多数の民間人を含む162人。イスラエル側の死者は5人だった。
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