J1清水のDF高木純平(30)が平均年齢22歳代の若いチームをけん引する。2日の大宮戦に続き、9日の横浜とのホーム開幕戦(アイスタ)も先発が有力。寡黙に存在感を示すのがベテランの役目と、黙々と自分のプレーに徹する覚悟だ。 清水商高卒。2001年に清水ユースから昇格した。清水の通算11年で開幕スタメンは初だった。「感慨深いものがあった」。李記帝の負傷などによる出番だが、そんな突然のアクシデントにも備えてきた。 10年に札幌に期限付き移籍し、翌年には完全移籍した。右サイドの主力ながら昨年は「サッカー人生で経験したことがない」ほど惨敗の日々が続き、J2降格―。「誰が何を言っても、チームのどんよりした空気を払拭(ふっしょく)できなかった」。そんな経験はもう二度としたくない。 理想のリーダー像は元清水で現甲府のMF伊東輝悦(38)。若手に交ざって黙々と練習する先輩の背中に励まされた。「まだ自分のこと
J1清水の早川巌特別顧問とゴトビ監督、DFヨンアピンが5日、静岡市駿河区登呂の静岡 新聞放送会館に桂英治静岡放送社長らを訪ねた。ゴトビ監督は9位で終えた今季リーグ戦を振り返り、「好不調の波が激しかったが、数年先までの基盤はできた。来年はこの場に優勝カップを持って来る」と決意を語った。 リーグ戦は終盤失速したが、早川特別顧問は「可能性を感じるシーズンだった」と話した。一時は優勝争いを繰り広げ、ナビスコ杯はタイトルにあと一歩と迫った。ゴトビ監督も「石毛をはじめ、日本の将来を背負っていく選手が多く出てきた」と手応えを口にした。 15日はC大阪との天皇杯4回戦に臨む。ナビスコ杯決勝でゲーム主将を務めたヨンアピンは「(C大阪は)難しい相手だが、勝ち進んで今度こそトロフィーを取りたい」とタイトル奪取を誓った。 今季を振り返るとともに天皇杯と来季の抱負を語るJ1清水の(左から)早川特別顧問、ゴトビ
J1清水とホームタウンの静岡市は12月14日まで、清水の本拠地アウトソーシングスタジアム日本平(同市清水区)の新たな命名権(ネーミングライツ)募集を行っている。希望額は年間5千万円以上で、契約期間は3年以上。市広告審査会で契約企業を決める。 契約は2013年3月からで、球技場に企業やブランド、商品などの名を付けることができる。原則として名称の一部に「日本平」を残すことなどが条件。来年3月の来季Jリーグ開幕に合わせて球技場名を変える。 契約企業は、愛称看板の設置、J1清水の広告や市の広報などへの愛称掲載、地域貢献事業における球技場の無償使用などの利点がある。 静岡市清水日本平運動公園球技場は2009年から、「アウトソーシングスタジアム日本平」の名称で親しまれている。 詳細は市の公式ウェブサイトへ。申し込み、問い合わせは市スポーツ振興課〈電054(221)1037〉、またはJ1清水〈電
J1清水のFW大前元紀に15日、ドイツ1部のデュッセルドルフから正式オファーが届いていることが分かった。大前は「サッカー選手としてうれしいこと」と話した上で、「まだ何も決まっていない。今は清水の一員として全力を尽くす」と強調した。 大前は以前から海外志向を示していた。ゴトビ監督は「彼が欧州でプレーする機会を得たことはクラブの達成でもある。清水に残ってほしいが、最終的には彼が決めること」と話した。 2008年に千葉・流通経大柏高から清水入りした大前は昨季、主力に定着した。今季はリーグ31試合でチーム最多の12得点を記録し、アジア・チャンピオンズリーグ出場圏内の3位を争う原動力となっている。清水との契約は来年1月末までで、クラブ側は実力を評価して延長を打診している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く