１日に行われるコンフェデレーションズカップの組み合わせ抽選を前に、サンパウロで出場各国の代表監督が記者会見を行った。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、ブラジル代表監督の解任に驚いたと語っている。 ブラジル代表は先日、マノ・メネゼス前監督の解任を発表。ルイス・フェリペ・スコラーリ氏が後任を務めることが決まった。 ザッケローニ監督が、１０月の国際親善試合で０ー４と大敗したブラジルの監督人事について、次のように述べた。 「正直なところ驚いた。日本との試合でブラジルは素晴らしい結果を残した。彼らのプレーには感銘を受けた。ブラジルは素晴らしいチームだったよ」 「ルイス・フェリペ・スコラーリという名前はブラジルサッカーにとって特別なものであり、世界のサッカー史の一部と言えるだろう」 コンフェデレーションズカップでは、アジアのサッカーを世界に示したいと考えている。 「我々はアジアチャンピオンだ。

今年最後の代表戦となったオマーンとのワールドカップ・アジア最終予選は難しい状況で行われたゲームでした。まず、試合が行われたオマーンの首都マスカットの１１月の気候と日本選手の過半が暮らす欧州の気候との、あまりの違いがありました。ロシアのモスクワを生活のベースにする本田圭佑などは氷点下の極寒の地から気温３５度の砂漠の国に来て、試合をするわけです。本田の場合、事前キャンプ地のカタール・ドーハには試合３日前の１１月１１日夜に到着しましたが、そういう悪条件が試合にどういう影響を及ぼすのか。把握に努めながらも読み切ることは難しい作業でした。他の欧州組も事情は同じでした。気候への適応という点では今回は１１月８日に日本を発ち、９日から事前キャンプを張った国内組の方にアドバンテージがあったと思います。一方で欧州組は今回、飛行機移動の長旅の疲れ、時差ぼけの問題は小さかった。欧州からの距離を考えると日本よりオマ

日本代表チームの位置付けを考えるのは愉しい。 南アフリカでは、オランダに敗れ、デンマーク、カメルーンを下し、パラグアイと引き分けた（と、強がりを言っても、負けは負けだったのだが）。ザッケローニ氏就任以降、アジアを制し、親善試合で地元でアルゼンチンに、敵地でフランスに勝ち、中立地でブラジルに粉々にされた。ブラジル本大会では、ベスト8以上を目指すのが、共通理解された目標になっているが、では実際に日本代表の全世界における位置付けは、どの辺りにあるのか。 これは、典型的な愉しい酒の肴である。例えば、過去私も、あんな事やこんな事を語った事があるが、人それぞれ、色々な見方があるだろう。 サッカー批評59号。 相変わらず玉石混交状態ながら、読み応えある雑誌だ。そして、今号には、正に上記の酒の肴そのものを、第三者に語らせる記事が2本掲載されている。 まず、田村修一氏による、フランスフットボール誌の記者ベル

第30回オリンピック協議会（2012/ロンドン）サッカー競技 2012.07.25-08.11 オリンピック44年ぶりのベスト4！ ご声援ありがとうございました。 GK １　川原永光選手 名古屋オーシャンズ 今大会は、過去2大会突破できなかったグループステージを突破したので、自分の中ではすっきりした気持ちでいるし、ウクライナ戦は負けてしまいましたが、最低目標をクリアしたことには満足しています。 今大会はサポーターの皆さんに、日本でやっているような雰囲気を作ってもらったことを感謝しています。 今後もFリーグでも、日本代表戦でも、一人でも多くの方に会場に来ていただけるよう、これからも頑張っていきたいと思います。 GK ２　藤原潤選手 バルドラール浦安 目標であったグループステージを突破して、その後セカンドステージ（決勝トーナメント）初戦で負けてしまいましたが、新しい歴史を日本フットサル界に残せ

ザック、コンフェデ杯抽選参加！来月ブラジル入り 日本サッカー協会の原博実技術委員長（５４）が１７日、ザッケローニ監督（５９）とともにＦ東京―神戸戦を観戦。原氏は１２月１日にブラジル・リオデジャネイロで行われるコンフェデレーションズ杯（来年６月）の組み合わせ抽選会に、指揮官とともに参加することを明言。「行くだけではもったいない。情報を仕入れたい」と、１４年ブラジルＷ杯で直前合宿を張る候補地などを視察し、積極的にデータ収集することを示唆した。

カズの初Ｗ杯がＤＶＤ化！フットサルでは初！ 試合会場となるニッパ球で入念にストレッチした横浜Ｃ・三浦 カズの初Ｗ杯がＤＶＤになる。タイＷ杯で史上初の１６強入りしたフットサル日本代表の戦いがＤＶＤ化されることが１６日、分かった。試合の映像だけでなく、三浦知良（４５）＝横浜Ｃ＝を中心に団結したチームの食事、円陣、ミーティングの様子なども盛り込まれる予定。０２年Ｗ杯や１１年女子Ｗ杯などがＤＶＤ化されたことはあったが、フットサルでは初の快挙だ。 日本サッカー協会はＷ杯に専属カメラマンを同行させてチームの様子を撮影。カズは開幕前日（１０月３１日）のミーティングで「どんな状況でも諦めるな。最後の１秒、０秒まで全力を出し切ろう」と発言するなど精神的にもチームを支えた。「ＤＶＤの話は聞いています。楽しみですね」と日本フットサル連盟の小倉純二会長（７４）。試合の映像に関しては大会を主催する国際サッカー連盟と

本田「腹が立つ」オマーン戦で課題またもクリアできず！ 試合を終え、ロシアに向かった本田 日本代表ＭＦ本田圭佑（２６）＝ＣＳＫＡモスクワ＝が１５日、自身への怒りをぶちまけた。Ｗ杯アジア最終予選オマーン戦（１４日・マスカット）で苦しみながらも２―１と勝利したが、精彩を欠く内容に試合後は無言を貫いた。ロシアへ戻る航空機の搭乗前にようやく重い口を開き、同じ失敗を繰り返す自身に「腹が立つ」と心境を明かした。 本田の足取りは重かった。オマーン戦終了から７時間が経過したマスカット国際空港。胸を張って速足で行く普段の姿はない。精彩を欠いたオマーン戦について語るたびに、同行していたＤＦ長友佑都（インテル）の背中が遠くなっていった。 「全然、納得していない。もどかしいっていうか（自分に）腹が立つというか。勝ったことに関しては納得していますよ。納得していないのは個人的なことで…。試合に勝ったのは良かったと思うし

ザック心はブラジル！来年３月ヨルダン戦４日前に欧州遠征も 成田空港に到着、居合わせたファンからカメラを向けられるザッケローニ監督（左） Ｗ杯アジア最終予選オマーン戦（１４日）に２―１で勝利し、５大会連続のＷ杯出場に王手をかけた日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督（５９）と国内組が１５日、帰国した。来年３月２６日のヨルダン戦（アウェー）に勝利すれば出場権を獲得するが、その４日前に欧州で親善試合を行う強化プランが浮上。ザッケローニ監督を中心に日本サッカー協会内で今後の強化策を練る予定で、イタリア、ベラルーシが候補に挙がっている。 ブラジル切符を、ほぼ手中に収めた。Ｂ組で２位オーストラリア以下に勝ち点差８をつけて独走状態に入ったザック・ジャパン。Ｗ杯予選ヨルダン戦の直前に、Ｗ杯本番を想定した強化プランが浮上した。日本協会・原博実技術委員長（５４）は「３月２２日についてはいろんな考え方がある。欧

ザック、Ｗ杯王手「次で決める」喜び爆発、本田とハイタッチ…Ｗ杯最終予選 オマーンに勝利しガッツポーズするザッケローニ監督（共同） ◆ブラジルＷ杯アジア最終予選　オマーン１―２日本（１４日、マスカット、スルタン・カブース・スポーツコンプレックス）　ＭＦ清武弘嗣（２３）＝ニュルンベルク＝が妻にささげる代表初ゴールをマークした。前半２０分、ＤＦ長友佑都（２６）＝インテル＝のクロスのこぼれ球を決め先制。１―１の後半４４分にはＭＦ岡崎慎司（２６）＝シュツットガルト＝のゴールで勝ち越した。２―１でオマーンを破ってＷ杯出場権獲得に王手をかけ、アルベルト・ザッケローニ監督（５９）は「次（来年３月のヨルダン戦）で決めたい」と意気込んだ。 ザッケローニ監督の雄たけびが、スルタン・カブーススタジアムに響いた。「イェー！」。日本のベンチ前で背中を丸めてガッツポーズを作り、ＭＦ本田とハイタッチを交わした。アウェーで