今回は、風呂に敷かないのに、なぜ風呂敷という名前なのかについて解説します。 風呂敷は、昔はなんでも包めて持ち運びが便利になり、使わない時は畳めてコンパクトになる便利グッズとして活躍していました。 現在では、外国人が日本文化の代表としてお土産として買っていくことが多いそうです。 風呂敷の定番のサイズは縦横が70cm程度で、市販の風呂敷の多くは化学繊維で作られたものとなっています。 品物を包むための風呂敷ですが、もともとは別の用途で使われていたことはご存じでしたか? 風呂敷の由来や語源 風呂敷の名前の由来や語源には、いくつかの説がありますが、ここでは代表的なものを紹介します。 平包という布から始まった 風呂敷のルーツとなったものは、奈良時代に使われていた「平包」という布だと考えられています。 当時の人は自分の着物と他の人の着物を間違えないように、平包で着物を包んで自分の着物を区別していたのです
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