ナイジェリアでイスラム過激派に拉致された女子生徒270人以上の早期救出を求める声が、米国で大きなうねりとなっている。ミシェル・オバマ大統領夫人ら影響力の強い女性の声が世論を突き動かし、米政府は捜索と救出支援のためナイジェリアに専門家チームを派遣した。 「少女たちを取り返す時だ」。ミシェル夫人は8日までに、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」で訴えた。少女たちが教育を受ける権利を否定するイスラム過激派ボコ・ハラムへの怒りが事件を身近なものとし、連帯感につながっている。 ミシェル夫人が参加したネット上の呼び掛けは米国にとどまらず、世界で拡大。パキスタンで女子教育の必要性を訴え、イスラム武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさんもその輪に加わった。米メディアによると、クリントン前国務長官は「言語道断で、身の毛もよだつ事件だ」と強く批判。(共同)
![過激派に拉致された少女たちを取り返せ 救出訴え、米にうねり - MSN産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f1cbd7a3230c93cd7fa3146ea845be3fada45515/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fimages%2Fsns%2Fmsnsankeinews.jpg)