英ロンドンの食肉市場スミスフィールド・マーケットで行われたクリスマスイブ伝統の肉の競り売りの様子(2015年12月24日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【12月25日 AFP】英ロンドン(London)の歴史ある食肉市場スミスフィールド・マーケット(Smithfield Market)で24日、クリスマスイブ恒例の肉の競り売りが開催された。屋外の競り売り会場には雨天をものともせず数百人が詰めかけ、紙幣が宙を舞った――だが、伝統的なこの光景も、今年が見納めとなるかもしれない。 食肉店ハーツ・オブ・スミスフィールド(Harts of Smithfield)の外では、白衣を着た店員たちが2本の通路を忙しく行き来しては、七面鳥や牛ブロック肉、豚すね肉を、スーツケースやカート持参で待ち受ける客たちに売りさばいていた。 約2時間の競り売りに集まった人々の顔ぶれは、流行の黒縁メガネをかけた今ど