東京23区で唯一、日本酒の酒蔵を持つ酒造会社が、4年後のオリンピックに期待を込め40年ぶりに復活させた、「東京」の名を冠した日本酒の販売が、15日から都内のデパートなどで始まりました。 15日は都内のデパートなどで数量限定で販売され、このうち新宿区のデパートでは酒売り場に特設コーナーが設けられたほか、初日限定の試飲も行われまた。 この日本酒は、もともと大正時代から製造されていましたが、高度経済成長期に入って東京の環境汚染が問題になると、イメージの悪化から売り上げが落ち込み、昭和50年に製造を取りやめていました。 しかし、東京オリンピックの開催が決まったことから40年ぶりに復活させたということです。 売り場を訪れた人たちは、担当者から説明を受けながら、東京の名を冠した酒の味を確かめていました。 試飲した38歳の自営業の男性は「すっきりし過ぎず、お米のうまみもしっかりあっておいしい。『東京盛』
