“青空文庫に特化したAIチャット”公開、文豪になりきっての回答も 「李徴が虎ではなく、ハムスターになっていたら?」と聞いてみたら……(1/3 ページ) 「『こころ』における先生の動機は?」「『羅生門』の続きを書いて」――そんなリクエストに応えてくれる、“文学特化型”のAIチャットサービスが登場した。名古屋大学と桜美林大学、東京大学による研究グループは7月21日、LLM(大規模言語モデル)に青空文庫のデータを参照させて回答を得る、RAG(検索拡張生成)型のAIチャット「Humanitext Aozora(ヒューマニテクスト青空)」を公開。作品について質問したり、指定した作家の文体で物語を書いてもらったりできるという。 Humanitext Aozoraは、青空文庫の収録作品のうち、約1000人の著者による約1万7000作品を参照した回答が可能なAIチャット。対象の作品はいずれも著作権が失われ
