みなさんは「自宅警備隊N.E.E.T.」の存在をご存じだろうか? それって、24時間自宅にいる“自宅警備員”、いわゆるニートのこと? と思った人もいるかもしれないが、そうじゃない。実は、彼らは2010年の冬に登場し、またたく間に話題となった武装コスプレ集団なのだ。特殊部隊SWATを思わせる黒ずくめの衣装に身を包み、腕には独自の腕章。さらに「N.E.E.T.」の文字が入ったヘルメットを装着して、各地の同人イベントなどに出没。 はじめは、発起人だった鰐軍曹がたった1人で始めた思いつきだった。しかし、現在では150人を超える隊員がおり、海外からも入隊希望の連絡がくるほど。そんな話題の自宅警備隊について、完全網羅した『自宅警備隊完全読本』(鰐軍曹/一迅社)が7月30日に発売された。そこで、ここから自宅警備隊とはどんな人たちで、どんなことをやっているのか紹介してみよう。 まず、彼らはそんな恰好をして