地上最強の生物と呼ばれる「クマムシ」は、いつの日か人間の命を救ったり、老化を防いだりしてくれるかもしれない。クマムシから抽出されたタンパク質が、人間の細胞の老化を遅らせることが判明したそうだ。 米国ワイオミング大学の研究チームたちは、極限状態にも耐えるクマムシの防御システムの秘密を探るために、そのタンパク質を人間の細胞に導入してみた。 すると代謝が遅くなり、ヒト細胞の分子プロセスが減速することが明らかになったのだ。いったいどういうことなのか?詳しく見ていこう。
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内向的な人と外向的な人の違いについて、さまざまなことが言われているが、内向的な人の頭の中では、どんなことが起こっているのか、イラストで解説しよう。 このイラストを作成したのは、リズ・フォスリエンとモリー・ウェスト。よく内向的な人は、社交嫌い、退屈というレッテルをはられているが、多くの人は内向的なことと、外向的なことは必ずしも行動選択の違いではないことに気づいていない。 研究によると、内向的な人の脳は、社交的・外向的な人とはまったく違うやり方で情報を処理しているという。外向的な人は外界からの刺激を素早く処理するが、内向的な人は情報を扱う神経経路が長くて、処理に時間がかかるのだ。イラストを見てもらえば、内向的な人への見方が変わるかもしれない。
竹といっても様々な種類がある。世界では1,250種類、日本には約670種の竹が分布しているそうだ。そして今回の主役は、日本三大有用竹の1種、ハチク(淡竹)である。 広島では今、ハチクが120年ぶりに花を咲かせているそうだ。優雅に聞こえるかもしれないが、開花は自己破滅への序章だという。 花を咲かせた竹は枯れてしまうと言われるが、前回竹が花を咲かせたのは1900年代初めで、本当のところはわからなかった。 そこで、広島大学の山田俊弘教授らが過去3年間に渡る調査を行ったところ、花を咲かせた竹はすべて枯れることが判明した。しかも再生する気配さえないという。 それは「自己破滅へ向かう片道切符のよう」で、きわめて不可解な現象であるそうだ。
ものを書くと、自尊心を高め、自制心を育み、自己認識を向上させるのに役立つという。書くという行為によって、ストレスや不安、うつを軽減することもできるそうだ。 かの有名なアーネスト・ヘミングウェイはこう言っている。「傷つき辛かったことについて、しっかり明確に記せ」と。 当時、ヘミングウェイは気がついていたわけではなかっただろうが、「辛かったこと」について自ら書き記すと、精神状態を改善することが現代の研究で証明されている。
今年、こんな噂を耳にしなかっただろうか? 「新型コロナの大流行はでっち上げ」「支配者層が老人を削減しようとしている」「5Gが新型コロナウイルスを加速させている」などなど、ちゃんと調べれば根拠に乏しいものばかりだ。 これらはSNSなどで拡散されていて、信じている人も多い。もしあなたの家族や知人までが真顔で口にしていたらどうすればいいだろうか? 陰謀論の多くは不安や恐怖から生じているものだ。あなたがどんなに正論を言っても、根拠とするデータを提示しようとも納得してはくれないし、火に油を注ぐだけだ。では、相手の誤りを正すにはどうすればいいのか? それには陰謀論者が良く使う誤謬(詭弁)を理解する必要があるという。
在宅勤務はますますポピュラーなものになりつつある。 スイスのオフィスプロバイダー、IWG社によって行われたある研究によると、専門職の7割の人が週に1度は自宅で仕事をしており、5割は週の半分まで自宅で仕事をしているという。 また中には社員全員が在宅勤務で、決まったオフィスはないという多国籍企業もあった。 こうした勤務形態にはメリットもあるが、意外な落とし穴もあるそうだ。人によってはメンタルヘルスに悪影響があると懸念されているのだ。 いつでも仕事ができる。これは便利である反面、仕事のオンとオフの境目が曖昧になって心が休まるときがなくなってしまう。 2017年の欧州生活労働条件改善財団のレポートによると、リモートワーカーの41%が非常に高いストレスを受けていると訴えたのに対し、オフィス勤務者では25%にとどまったという。
1915年4月29日、ジョー・アレディはアメリカ・コロラド州プエブロで生まれた。知的障碍を患っていたため、人生の大半を知的障碍者施設で過ごした。 彼の知能指数は46で、そのふるまいはまるで子供のようだった。5までしか数を数えることができず、赤と青の違いもわからなかった。施設では、度々暴力やいじめを受けており、1936年8月に施設を出た。 施設を出た後、鉄道構内をうろついていたジョーは警察の取り調べをうける。近くで暴行殺人事件が発生していたのだ。 厳しい尋問の末、ジョーは自分がやったと自白した。 後にそれは嘘であることがわかる。 これは決して美談ではない。時代に翻弄され、今でもアメリカで語り継がれている悲しい青年の物語だ。
1. 愚痴を控えてみる 何かにもがいていたり、不安に感じるような状況にあるとき、SNSなどで憂さ晴らしをすることがある。 嫌な上司と喧嘩したあと、そのままチャットをして友達相手に愚痴ったことくらい、誰にだってあることだろう。 しかし心理学者によると、「問題や不満を繰り返し反芻し、誰かに八つ当たりしながらも、解決策はまったく見つけない」でいると、長期的にはかえって悪影響があるそうだ。 うっかり誤ったストレスの解消の仕方を続けていると、うつや不安が増大することがある。友達に愚痴をこぼすとすっきりすると思っているかもしれないが、それはあなたの生産性を向上させることにはつながらない。 今度、愚痴を言いたくなったら、こう自問してみよう。 ・それは新しい問題か? ・以前にも同じことを愚痴ったのでは? ・起きてもいないことで頭を悩ませていないか? ・何か新しい情報は? ただ繰り返しているだけでは? 2.
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