クレジットカードの利用明細に、覚えのないドル建ての請求があった――。こんな消費者相談が急増している。大半は出会い系サイトの利用料で、昨年度は約1千件、請求総額は9億4千万円に上ることが、国民生活センターの調べで分かった。クレジットカード会社と加盟店契約を結べない出会い系業者が、海外に支店のある決済代行業者を介在させて、利用料を徴収しようというこの仕組み。増える相談に、対策を求める声が強まっている。 「クレジットカードの利用明細に、『現地通貨額88.02USドル 円換算レート118.12円』とある。利用地はシンガポールとなっているが、行ったこともない。支払わなければいけないか」。大阪府内の20代男性から地元の消費者センターに相談があった。担当者が調べると、出会い系サイトの利用料が海外で決済されていたという。 クレジットカードが利用できるのは、カード会社の審査をパスした加盟店だ。トラブルが
KindleやiPadの登場によって電子書籍が脚光を浴びる中、これら電子書籍端末をターゲットにした新時代の出版の実践例として、ある団体が注目を集めている。大ヒットゲーム「ぷよぷよ」の作者であり立命館大学映像学部教授の米光一成(よねみつ・かずなり)氏が発起人を務める「電子書籍部」がそれだ。 【拡大写真や他の紹介写真を含む記事】 同氏が講師を務める宣伝会議の「編集ライター講座・プロフェッショナルライティングコース」が母体となって発足した部である。 2010年5月に行われた、コミケの文学版ともいえる同人誌即売会「文学フリマ」では、15冊の電子書籍を投入。対面販売というユニークなスタイルで、わずか1日にして1453冊を売り上げるという快挙を成し遂げた。同部ではこの文学フリマでの成功を経て、来る7月17日には電子書籍限定の即売イベント「電書フリマ」を開催する。同部の活動について、「部長」である
廣済堂(長代厚生社長)は、iPhone/iPod touch/iPad上で電子書籍を購入・閲覧できる電子書籍書店アプリ「Book Gate」を開発し、7月末をメドにリリースする。 51社の出版社やコンテンツホルダーと契約し、「Book Gate」を通じてさまざまなジャンルの電子書籍を順次販売していく。「Book Gate」でダウンロードした電子書籍は、iPhoneとiPadの両方で閲覧できる。 発売予定タイトルは、『140文字でわかるツイッター入門』(毎日コミュニケーションズ)、『1分で大切なことを伝える技術』(PHP研究所)、『朝日キーワード2010→11/朝日新聞出版編』(朝日新聞出版)、『デジモノ×ステーション』(ソニー・マガジンズ)、『にっぽん列島車両図鑑』(JTBパブリッシング)など。
講談社は7日、Webサイトを中心とした出版事業"WEBLISHING"の確立を目指す新会社、星海社の設立を発表した。小説や漫画などコンテンツのWeb無料公開、出版、イベント展開を事業化し、インターネットにおける新たな出版ビジネスの構築を狙う。 写真左より、野間省伸 講談社代表取締役副社長、杉原幹之助 代表取締役社長CEO、太田克史 代表取締役副社長COO 星海社は今後、事業の中核となるWebサイト『最前線』を今年9月上旬にプレオープン。小説や漫画などのコンテンツを無料で公開するほか、同11月以降には各コンテンツを星海社ブランドとして文庫や新書、コミックスといった形態で刊行していく。2011年度は30〜40点を刊行、同社売上の9割以上を占める予定。紙媒体の出版業務は親会社となる講談社に委託される。また、2011年内にはWebサイトと読者をつなぐリアルのイベント拠点を立ち上げる。これらデジタル
デジタル教科書 性急な「導入」には反対だ(7月5日付・読売社説) 学校で使う教科書や教材を小型のパソコン(PC)や電子端末に納めて「デジタル教科書」にする――そんな構想を政府が進めている。 2015年を目標に全国の小中学生全員に配備する計画だ。実現すれば、5年後には教室の風景が一変するだろう。 しかし、最初に「導入ありき」の今の議論には、性急で乱暴な印象が拭(ぬぐ)えない。端末機器の選定をにらんで、PCメーカーや通信事業者などの思惑ものぞく。 教科書のデジタル化は、昨夏の衆院選に際し、民主党政策集に登場した。原口総務相が暮れに発表した「原口ビジョン」で15年の導入を明言、議論に火がついた。 総務省は、モデル小学校10校でタブレットPCなどを使った実証実験を、近く始める予定だ。 学校へのPC、ネットワーク(校内LAN)整備や電子黒板の普及などでICT(情報通信技術)化を進めてきた文部科学省に
インターネットでどんなサイトを閲覧したかがすべて記録される。初めて訪れたサイトなのに「あなたにはこんな商品がおすすめ」と宣伝される――。そんなことを可能にする技術の利用に、総務省がゴーサインを出した。ネット接続業者(プロバイダー)側で、情報を丸ごと読み取る技術を広告に使う手法だ。だが、個人の行動記録が丸裸にされて本人の思わぬ形で流出してしまう危険もある。業者は今後、流出を防ぐ指針作りに入る。 この技術は「ディープ・パケット・インスペクション(DPI)」。プロバイダーのコンピューター(サーバー)に専用の機械を接続し、利用者がサーバーとの間でやりとりする情報を読み取る。どんなサイトを閲覧し、何を買ったか、どんな言葉で検索をかけたかといった情報を分析し、利用者の趣味や志向に応じた広告を配信する。 DPIは従来技術に比べてより多くのデータを集められるため、こうした「行動ターゲティング広告」に利
戦後も60年代ごろまでは、演説一本で鳴らす政治家がいた。木戸銭が取れる、と言われた名調子は稲葉修(新潟)と田中伊三次(京都)で、たまたま2人とも法相経験者だった。 しかし、次第に演説軽視の時代に入っていく。 「いま、雄弁家は?」 と問われても名前が出てこない。理由の一つは、テレビ、ケイタイ、ブログ、メールなど意思伝達の小道具が増えたからだろう。 最近は、ネットに140字以内の<つぶやき>を書き込む簡易投稿サイト・ツイッターが政治家の間で広がっている。演説からつぶやきへ、政治のチマチマ化を象徴しているように思えて仕方ない。 憲法記念日の3日、政治家は何をつぶやいているのかサイトをのぞいてみた。冒頭に、 <××さんからの、短くてタイムリーなメッセージを受信しましょう!> の文句があって、まず、1月から始めたという鳩山由紀夫首相のつぶやき。 <明日、沖縄に行きます。県民の皆さんの生の声を聞き、お
Introduction: The Thrill of Table Games at Candu123 Candu123 Casino has long been celebrated for its diverse array of gaming options, and at the heart of this excitement lies a collection of table games that cater to both seasoned players and newcomers. These table games are a testament to the blend of skill, strategy, and
記者クラブに加盟していない記者も記者会見に参加できる「オープン化」が官公庁で続々と進んでいる。プライバシー保護などの問題で、もっともオープン化が難しいとみられてきた検察ですら、オープン化の方針を打ち出した。現段階でオープン化がされていないのは、宮内記者会など、ほんのわずかになった。「完全オープン化」に向けた障害はどのあたりにあるのか。 最高検察庁は2010年4月22日、全国の地検と高検に対して、会見のオープン化についての通知を出し、翌4月23日には、最高検のウェブサイトに「今後、準備が整った庁から、順次、記者会見の開催要領及び参加手続き等について、しかるべき方法でお知らせします」などする文書が掲載された。 申込書以外に社員証をカラーコピーして郵送 同日、東京地検のウェブサイトに、会見参加方法を記した文書も掲載された。文書によると、司法記者会所属の記者以外も、日本新聞協会、日本インターネット
猪子寿之・チームラボ社長――「その男、凶暴につき」!“ヤバイ日本”建設大綱[下](4) - 10/04/30 | 16:20 「日本メーカーって、物理的なものを作る会社。でも、今の感動って、インターフェースにしろ、コンテンツにしろ、ソフトウエアの領域にある。ハード中心の日本メーカーの開発プロセスには乗らない。10年前、携帯電話でソフトメーカーのアップルにやられるなんて、誰が思いました。日本メーカーの先行きはもうないです。全部、滅ぶんです」 産経新聞のizaも、実は、やりたいことの2〜3割しかできなかった。途中から、産経の社内バランスに配慮した運用に切り替えられたからだ。今は、ぐるなびの母体NKBの役員も外れている。 ぐるなび会長の滝に取材を申し込んだら、広報を介して簡単な返事が返ってきた。「よく存じ上げていない。お話しすることもない」。 猪子が「飛びすぎている」のか、日本社会が遅れす
2010年05月01日16:05 カテゴリIT 「電波ビッグバン」で成長率は上がる UHF帯の周波数割り当てが見直される見通しになったので、これまで当ブログで書いてきた問題をまとめておこう。次の図は現在のUHF帯の周波数割り当て(クリックで拡大)だが、最大の焦点である770~806MHz以外にも多くの非効率な割り当てが行なわれている。 最大の無駄は、地デジに割り当てられる470~710MHzである。テレビ1チャンネルは6MHzなので、これは40チャンネル分だが、テレビ局の数は最大の首都圏でも10局しかないので、本来は470~530MHz(13~22チャンネル)ですべての放送ができる。それがこのように大きな帯域を占有しているのは、中継局に別のチャンネルを使っているからだ。 しかし地デジの変調方式(OFDM)では、このような配分は必要ない。ブラジルでやっているSFNという技術を使い、中継局を光
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