英国の国民投票の開票速報で、EU離脱支持が優勢になっていることから24日の東京外国為替市場で円が急伸、対ドルで一時1ドル=99円近辺をつけ、海外市場も含めて2013年11月下旬以来約2年7カ月ぶりの円高ドル安水準となった。 開票が始まって24日朝方は1ドル=103円から106円の間で激しく値動きしていたが、105円近辺で落ち着いていた。 しかし残留派リードを受けて、投資家がリスク回避姿勢が急激に強まり、円相場はドルやユーロ、英通貨ポンドに対して大きく上昇。一気に103円を超え、100円も割り込む急騰となった。その後は上げ渋っている。 一方、日経平均株価の午前終値は、前日比495円95銭安の1万5742円40銭。午前の安値は518円安の1万5719円だった。 日経平均株価は堅調で始まったが、離脱支持が上回っていると報じられると大幅下落に転じた。午前10時すぎに480円安まで下げた後は