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人生と創作に関するyuriyuri14のブックマーク (1)

  • 終焉の町からの手紙 - おのにち

    町の間の境界線が、当の壁になってからもう随分経つ。 セルリアンとか陰謀説とか、難しい話は私には分からない。 とにかく私たちは町単位で分断されてしまった。 壁が通すのは水と光と空気だけだ。 どこかで誰かが調査しているのかも知れないが、外に出られるまでは時間が掛かるだろう。 幸い一部の通信機器は生き残っているからこうしてあなたに手紙を送ることは出来る。 ただ外部との接続は時間の流れがぐちゃぐちゃで、途方もない過去からの手紙や、遥か未来からの手紙が届いたりする。 私達の町だけではなく、全ての町が分断されているのだ、と分かったのもそうやって届いた情報からだ。 私の町は何もない場所だった。 映画館も美術館も、気の利いたスポットは何一つ。 それでも恵まれていた、と思えるようになったのは世界が分断されてからだ。 私の町には大きなダムと水力発電所、広い農地に畜産場があった。それから山と、学校に病院、工場

    終焉の町からの手紙 - おのにち
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2018/01/15
    メールでも電話でもなく、「手紙」なんですね。なんとなーくですが、手書きの手紙や走り書きみたいなメモをやりとりしている風景が浮かびます。次作が楽しみ。
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