複数の本に書いてある内容が、たまたま一致したり、それぞれお互いを補完するような内容になっているときがあります。読書家の皆さまなら一度は経験があると思うのですが、読書をしていて感動する瞬間のひとつですね。 今回書くことは、正直術でもなんでもないけど、適当に数冊読んでみる=数を打つことで得た読書体験の話。 「何を読んでいいかわからない」匿名ダイアリーの記事とか「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間で探検するとかが話題になっているので、それに反して書いている部分もあります。*1 私は出かける鞄ごとに本を入れ常に4,5冊同時進行しているのですが、最近読んでいる本全てで、同じタイミングで同じようなワードが出てきて、おっ!と思って。「神の導きか」みたいになりました。 その本というのが、竹本健治『匣の中の失楽』・苫米地英人『成功への思考法』・京極夏彦『姑獲鳥の夏』・心屋仁之助『「好きな