11日の東京株式市場、日経平均株価(225種)の終値は、前日比915円18銭安の2万2590円86銭だった。 一時1千円以上も下げ、2月6日に次ぐ今年2番目の下げ幅を記録した。 www.jpx.co.jp 日経平均株価が急落した原因は、10日のニューヨーク株式市場の下落だ。 ダウ平均株価(ダウ工業株30種)の終値は、前日比831.83ドル安の2万5598.74ドル、史上3番目の下げ幅で取引を終えたからだ。 その最大の原因は、米国の政策金利の上昇だ。 政策金利とは、中央銀行が一般の銀行に融資する際の金利である。 景気が良い場合には高く設定され、景気が悪い場合には低く設定される。 政策金利を上がると、 世の中に出回っているお金の量が減る。 自国通貨の為替レートは高くなる。(円高やドル高など) 政策金利の上昇は、株価を下げる圧力になる。 米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は9月2