はてなは2月14日、2008年4月に本社を京都に移転することを発表した。主な事業であるインターネットサービス開発のための人員を結集し、京都本社をものづくりの拠点とする計画だ。 また、Hatena Inc.立ち上げのために米国にて活動を行ってきた代表取締役 近藤淳也氏も活動拠点を京都に移し、サービス開発に集中する予定だという。今後もHatena Inc.は存続し、海外進出の足がかりとする。東京オフィスも営業拠点として残される。 近藤氏は次のようにコメントしている。「今回、Hatena Inc.が米国にて一つの法人としての体制が整い、今後の足がかりとなる準備ができたことや、現在の規模の会社で複数の拠点で開発を進めることの難しさなども分かり、今後の開発拠点をどこに置いて事業の発展を目指すかの検討を行ってきた。京都、東京、シリコンバレーの各候補の中から、今後のはてなの長期的な成長を考えた上で、もの
一昨日のエントリ、「良い研究」ってどんな研究なのさ?でも話題の発端となった、nocteさんの心の探究、あるいは夜の世界の08/02/11のエントリ、相関分析にこんなことが書かれていました。 理想的にはもう一度調査をやり直してみる、というのも手なのだけれども、変数の整理、研究デザインの整理に手間取って、頭を悩ませての調査の実施だったので、それをもう一度というのもなかなか難しい。心理学の専門家を育てるなら、それもありかもしれないけど、そうでもない現状で、そこまで求められないときに、出てきた現実の最初の1歩に踏みとどまっておくことは、確かに大事なことだろうなと思う。 当ブログでも修論の…というか、臨床家にとって研究することの意義ってのは何度か取り上げてきました。 ・【研究】臨床心理士が研究するということ(1)【臨床】(05/01/25) ・【科学的】臨床心理士が研究するということ(2)【思考】(
不確実性こそがリスクでありますが、最も読めないのは人間行動であり、その集積がマーケットの結果であります。個人的な意見としては、過去データに基づいた定量的な損失可能性を量ることももちろん不可欠なんですが、それ以上に人間行動をきちんと理解し観察するほうが、究極的にはリスク管理の観点から重要なのだろうと思います。個別企業の巨額の損失事例をみるにつけ、結局のところ個人が強い意志を持って不正を働けばマーケットリスクとは比べ物にならないインパクトのある結果となるわけですから。 最近マーケットを賑わしたフランス系某大銀行の関係者から聞いた話ですが、今回の不正発覚のきっかけは「電話代」だったそうです(裏は取ってません念のため)。急に色々なブローカーなどへの電話代が大幅に増えて怪しまれた結果発覚したとか。 そういえばワタクシもアメリカで一応拠点を任されていたときは、電話の請求書はかなり丹念に見てましたね。市
米国に1年住んで体感したのは、あらゆる分野に女性が進出していることだ。オフィスに女性管理職が多く存在するのはもはや当然。女性活用に関して議論の中心となっているのは、「女性役員やCEO(最高経営責任者)をいかに増やすか」だ。女性の大学教授は、文系だけでなく理系にも多いし、ハーバード大学のドリュー・ギルビン・ファウスト学長に代表されるように、一流大学の学長も女性が珍しくなくなっている。ちなみに筆者が住んでいたミシガン州では、ジェニファー・マルハーム・グランホルム知事も、客員研究員として所属したミシガン大学のメアリー・スー・コールマン学長も女性だった。上院・下院議員の顔写真一覧を見れば、共和・民主党ともに女性が大勢いるし、ついに大統領候補まで女性になった。 中でも一番驚いたのは、軍隊にまで女性の進出が見られたことだ。「女性の社会進出」はリベラルの専売特許だと思っていた筆者の目には、軍隊と女性とい
当コラムの最終回に当たって、戸邊さん自身に、この三月で変わったことを語ってもらった。すると、筆者と同様に、最も顕著だったことは急速な変化だったことを挙げた。その回答は、世の中がこのようなスピードで動いていることを如実に物語り、改めて、こうしたコラムを発信するインターネットの影響力を思い知る結果となった。 「3年後に想定していたことが今まさに訪れています。これほど早く、こちらの希望どおりに米が売れるようになって、ちょっと、多忙すぎて困っているほどです。それに、見向きもしなかった地元の農家が、私に関心を持ってくれるようになりましたし、一緒に米作りをする仲間もできそうです」 そう言いながら、発送の準備を終えた米袋を指差した。戸邊さんの米を販売するデパート向けの荷物である。 「米よし(東京・渋谷の東急百貨店本店地下の米店)さんに送る最後の米、100キロです。19年度産米は12俵(1俵60キロ)の契
「なぜ日本にグーグルのような企業が生まれないのか?」「もの作りでは一流だった日本が、ネットサービスで伸び悩んでいる理由は?」 新書「ウェブ国産力~日の丸ITが世界を制す」の著者で、IT業界の動向に詳しいジャーナリスト佐々木俊尚氏は、大企業とベンチャーの間の埋まらない溝が日本の発展の大きな障壁になっていると話す。 同氏が考える未来の検索や、これから5年先を見据えて、日本企業が取り組んでいかなければならない問題について聞いた。 大企業とベンチャーの溝をどう埋めるか? ── まずは日本のITの現状に対してどんな感想をお持ちなのか。そのあたりからお伺いしたいと思います。 佐々木 大きな枠組みで言うと、日本を代表するIT企業はあいかわらずハードウェア偏重の世界にいます。しかし、ビジネスの中心はすでに「サービス」のような上位レイヤーに移行している。日本の大手企業はそのへんのキャッチアップが十分にできて
コラム〜リサーチャーの日常 オンラインプレゼーテション コロナ禍で必須となった オンラインプレゼンテーション において、 mmhmm というカメラアプリを使うことの効果やその方法について紹介します。… 2021.05.11 265 view 3.ビジネスリサーチの報告書作成 ファクト、ファクト、ファクト〜事実に基づくこと 「What's Your Story?」という提案や提言がないレポートは意味がない、ということがよく言われますが、ビジネスリサーチの報告書は、内容の8〜9割は ファクト … 2021.01.19 2021.05.16 313 view 1.ビジネスリサーチの基本・心構え すべては「依頼」から始まる〜社内リサーチャーと社外リサーチャ… 【 リサーチャー とは 】企業で企画系の仕事をしていると、上司の依頼で調べものをして資料にまとめるという仕事が多いと思います。企画系の業務で
2007年に10周年を迎えたサイボウズが、同じ年についにグループウェア国内市場のシェアで第1位を獲得した。2006年まではM&Aを積極的に進め、グループウェア以外の事業領域への進出を模索してきた同社だが、「やはり僕らはグループウェアの会社。2007年は象徴的なシェアトップがあり、象徴的なサイボウズ Officeのバージョンアップがあった。グループウェア回帰の年と言えるかもしれません」と代表取締役社長の青野氏は語る。 1997年8月に高須賀宣氏(現LUNNAR President&CEO)、畑慎也氏(現サイボウズ・ラボ代表取締役)、そして青野慶久氏(現サイボウズ代表取締役社長)の3人が、愛媛県松山市で創業。 ロータスノーツという巨人が立ちはだかるグループウェア市場に、サイボウズは1997年10月、シンプルかつ安価なウェブ型グループウェア「サイボウズ Office 1」で参入した。 10年経っ
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