増える少女マンガの映画化3月14日に公開された映画『ストロボ・エッジ』(監督:廣木隆一)がヒットしています。『あまちゃん』の有村架純と福士蒼汰のコンビが主演するこの作品は、3週目の週末を終え興行収入は14億7000万円を突破。激戦の春休み興行のなかで安定した成績を収めています。 原作は、2007年から10年にかけて『別冊マーガレット』(集英社)で連載されていた咲坂伊緒の少女マンガです。咲坂の作品は、昨年12月に公開された『アオハライド』(監督:三木孝浩)に次いで2作目の映画化ですが、こちらも興行収入約19億円のヒットとなりました。 最近、こうした女性向けマンガの映画化が目立っています。実際、大規模公開された女性向けマンガ原作映画は、ここ4年ほどで顕著に増えています。小規模公開作も含めるとさらにその数は増えます。 上の表を見てもわかるように、そのきっかけとなったのは2005年に公開された『N