自分の仕事は社会の役に立っているのだろうか…。自分は就職したら一体何に貢献できるのだろう…。そもそも何をしたいのかすらわからない…。 もしそんな悩みを持っているならば、全国に根強いファンを持つ北海道の人気テレビ番組「水曜どうでしょう」のカメラ担当ディレクター、「うれしー」こと嬉野雅道氏のエッセイ『ひらあやまり』(KADOKAWA刊)を読むといいかもしれない。 これを読めば、「自分もよくはわからないけれどもきっとなにかの役には立っているかもしれない…」って少しは気楽に考えられるようになるはずだ。 ■自分の撮った番組を「ラジオのよう」と言われる心情やいかに 「水曜どうでしょう」を「ラジオのようだ」と評価する人は多いそうだ。 一応、旅番組ではあるが、旅先での風景を映すのみではなく、移動中の車内でのくだらない会話やちょっとした喧嘩でほとんどが構成されている回も多い。 正直、車内でオジサンたちが会話
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