チームが文化的な多様性を有することは、創造的なアウトプットにつながると言われている。ただし、単に文化的背景の異なるメンバーを集めるだけでは、創造性を高めるどころか、チームの崩壊すら招きかねない。筆者によると、多様性のプラス面を活かし、同時にマイナス面を緩和するには、2つのタイプの仲介役の存在が欠かせないと言う。 研究が示すところによると、現代の組織において、文化的な多様性を持つチームは、より優れた成果を生み出す可能性があるとされる。これは基本的に、よいことである。多様性に富むチームでは、メンバーがその場に持ち寄る情報やアイデア、視点が多岐にわたるので、創造性のポテンシャルが高くなる。 ただし、こうしたチームでは、メンバー間の規範の不一致や思い込みの行き違いによって、マイナスの影響が生じることも多い。そうなると、創造性のポテンシャルを最大限に発揮することはできない。マネジャーがこうした状況に
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