第二次大戦で活躍したイギリスの戦闘機、スーパーマリン・スピットファイアによる世界一周飛行が2019年8月5日(現地時間)、イギリスのグッドウッド飛行場からスタートしました。日本にも9月中旬から下旬にかけ、全国6か所に立ち寄る予定です。 スイスの時計ブランドIWCがメインスポンサーとなり、イギリス政府も後援する「シルバースピットファイア」の世界一周プロジェクト「The Longest Flight」。ピカピカのシルバークロームに磨き上げられたスピットファイアMk.IX、元イギリス空軍「MJ271」号機が、4万3000km以上の距離を飛行します。 この飛行に使用されるスピットファイアMk.IX・MJ271号機は、自動車メーカーのモーリスが保有するキャッスル・ブロムウィッチ工場(スーパーマリンの工場が空襲被害を受けたため、1940年に生産施設を移転させた秘匿工場。現在はジャガーの工場)で1943
渡辺えりが主宰するオフィス3○○の新作『私の恋人』で、女優・のんが初舞台を踏む。かねてより渡辺作品への出演を熱望していたという小日向文世とともに、のん、渡辺のたった3人で30役を演じきるという異色の音楽劇。渡辺とのんに話を聞いた。 チケット情報はこちら のんの魅力を「あざとさがない。でも演技に狂気がある、奥底に何か闇みたいなものが見えるところが『あまちゃん』で共演したときから好きなんですよ」と語り、今回の出演は「やっと」だと喜ぶ渡辺。のんの方も同じ気持ちのようで「ドラマで共演した後も、お食事に誘っていただいたり、お話させていただいたりしていて。そのたびに「出てよ!」と言ってくださっていました。私も「出たいです」と答えていたのですが、今回本当に声をかけていただけました!」と嬉しそうに話す。 そのやってみたい、という前向きな気持ちは、初舞台の不安を大きく上回ったようで「えりさんの舞台は本当に素
だから、どんな子にも言ってあげたい。おめでとう、良かったね」 9月21日(金)放送のドラマ10『透明なゆりかご』(NHK)。原作漫画3巻に収録されている「7日間の命」をもとにした最終話だ。 由比(瀬戸康史)は、辻村灯里(鈴木杏)のお腹の赤ちゃんに重い病気があることに気づく。生まれてきても長く生きることが難しいと告げられた灯里と夫の拓郎(金井勇太)は、人工中絶を検討していた。しかし、胎動を感じた灯里は、お腹の中にいる赤ちゃんにとって何が幸せかを考えはじめ、産むことを決意する。 生まれる赤ちゃんの生死を決める責任 拓郎「俺たちまだ若いんだから、こどもはいずれ持てるよ」 灯里「この子はこの子でしょう? 同じものが工場みたいに次々できるわけじゃない。この子に次なんかないの」 お腹にいる赤ちゃんの重い病気が発覚して、一度は諦めることを決めた灯里と拓郎。しかし、妊娠20週を過ぎて胎動を感じるようになっ
一般的な映画館で作品上映が終わった時の雰囲気を思い浮かべていただきたい。 エンドロールが流れ出して早々に席を立つ人、それを苦々しく横目でにらみつつスクリーンを見続ける人、出るのを待てずに感想を言い合う人、持て余したポップコーンをほおばる人。 出演者の舞台挨拶でも無い限り、そこには「同じ作品を見た観客の一体感」など無いのが普通である。 しかし、90年代、上映が終わった瞬間、観客全員が一体となり、スタンディングオベーションしそうな勢いで拍手喝采した作品があった。 インド映画「ムトゥ踊るマハラジャ」である。 1998年、映画評論家の江戸木純が発掘し、渋谷のミニシアター・シネマライズで単館上映された同作品は、異例の大ヒットを記録。口コミが口コミを呼び、渋谷スペイン坂周辺は連日のように行列ができる事態となった。 「ムトゥ踊るマハラジャ」のストーリー ストーリー自体は王道で、主人と従者、わかりやすい悪
東京ドーム公演や海外公演など、大小さまざまな会場の公演を手がける演出振付家のMIKIKOさん。会場の大きさに苦労したこともあるようで……。 5万人のなかにポツンと立つ3人を引き立たせた、東京ドーム公演 もともと振付をメインに活動していた私が初めて演出に携わったのは、2005年です。地元の広島で『DRESS CODE』という舞台で演出、振付、脚本、キャスティングなどすべてを手掛けました。 撮影/杉田裕一 [POLYVALENT] それから何度も演出をしていますが、毎回「どうしてこんなに大変なことばかり起きるんだろう!?」って思いながらやっています。海外公演で一度もリハーサルができないとか、ピンチな状況しかありません(笑)。 2010年に行った、Perfumeの初めての東京ドーム公演、このときもある意味ピンチだったんです。過去にドームの演出を経験しているスタッフにも「バックバンドもバックダンサ
踊ることに命をかけている感情への憧れは常にあった 私が演出振付家になる前は、アクターズスクールでインストラクターをする一方で、プロのダンサーとして活動していました。ダンスコンテストに出場して優勝したり、MAXのバックダンサーのオ ーディションを受けて「VAX」というユニットを結成し、全国ツアーや紅白歌合戦に出場したり......。 ステージから見る景色の素晴らしさや自分を磨くことの楽しさを感じてはいたものの、 表舞台に立つよりも、裏側で舞台を作るほうが好きなことにあるとき気がついたんです。幼いころから楽屋や舞台裏を見るのが好きだったことが根底にあるのかもしれませんが、客席の後ろ、操作卓側から舞台を見ているほうが興奮するんです。
PerfumeとELEVENPLAY(出典:https://twitter.com/Perfume_Staff) 画像(1枚) Perfumeが『Mステ』で星野源と共演した。彼がヒット曲『恋』を披露すると、ひな壇に座るPerfumeが“恋ダンス”を一緒に真似るところが映りお茶の間を和ませていた。 その『恋』でバックダンサーを務めるのがダンスチーム・ELEVENPLAY(イレブンプレイ)のメンバーである。 2月10日、『ミュージックステーション 2時間SP』(テレビ朝日系)でドラマ『東京タラレバ娘』の主題歌でもある新曲『TOKYO GIRL』をテレビ初披露したPerfume。パフォーマンス前のタモリとのトークで彼女たちもダンスの難しさを話していたが、これまでの楽曲にも増して表現力が必要な振付けを見事に踊り切った陰にはかなりの苦労があっただろう。 そんな彼女たちをアクターズスクール広島時代から
撮影/杉田裕一 [POLYVALENT] 長い間、振付をやってきて、自分なりの「型」というものが最近になって見えてきました。例えば、誰であっても、腰を左に出したときに右腕のほうの肘を張って、体全体を引っ張るようにすると、身体のバランスが取れているように見えたり。 音に合わせて関節の動きをピシッと決めることで、音に身体をはめていくことができます。 腕と足の角度を決めると変わった形でもキマって見える、というような、自分なりのアルゴリズムといいますか。日本舞踊などの「◯◯流」というのでもないですけど、私っぽい「型」を意識して振付を作っているところがあります。 「MIKIKOさんのダンスのジャンルは何ですか?」とよく聞かれますが、自分でもジャンルは意識していません。高校時代にダンスを習っていたときも、ヒップホップとバレエ、両極端なものをいっぺんに習って「どっちかを辞めないと大変なんじゃない?」と言
《僕、真田側やないのが悔しいてね。僕は少年時代に「真田十勇士」に憧れて、霧隠才蔵をやりたかったんやけど、そんな者は出てきませんから》(「週刊朝日」2016年3月4日号) 先日とうとう終わってしまった(きょう午後1時5分から総合テレビで再放送があるが)NHK大河ドラマ「真田丸」について、そんなふうに対談で語っていたのは、同作で徳川家康の重臣・本多正信を演じた近藤正臣である。 関西は京都・清水(きよみず)で生まれ育った近藤からしてみれば、何を好んで自分が東の徳川方の人間を演じなければならないかという思いがどこかにあったのかもしれない。 だが、ふたを開けてみれば、本多正信は信繁(堺雅人)ら真田一族の敵役として最後まで存在感を示し、あげく最終回、信繁が死んだあとのラストシーン、彼の兄・信之(大泉洋)を自分の領地へ案内すると国づくりの根本を教え、最後の最後で真田家の存続に手を貸すのだった。 映画史・
NHK 大河ドラマ「真田丸」(作:三谷幸喜/毎週日曜 総合テレビ午後8時 BSプレミアム 午後6時) 11月6日放送 第44回「築城」 演出:田中正 OPのいきさつを聞いてみた! 歴史が変わった瞬間のように、強烈なインパクトを残した44回。 オープニングがエンディングに大逆転する、この震える展開について詳しく聞きたくて、NHK の広報さんに問い合わせてみた。 すると、この流れは台本にあらかじめ書かれたものではなかったことが判明。 思いつきの奇襲作戦だったのだ。 では、いったい、誰がいつ、このようにしたのか? そしてこの作戦がどんな効果を上げたのかここに記す。 11月5日(日)よる8時。いつもの勇ましいオープニングがなく、そのままストーリーがはじまってしまうが、勢いよく話が進んでいくので、それほど気にならず見続けてしまう。そして40分後、紆余曲折の末、ついに真田幸村考案(父・昌幸のアイデアの
エキレビでもたびたびインタビューやイベントレポを行ってきた「水曜どうでしょう」の“藤やん”こと、藤村忠寿ディレクター(以下、藤村D)。ニフティ株式会社が運営するイベントスペース&飲食店「東京カルチャーカルチャー」の渋谷移転こけら落としイベントに藤やんが現れると聞いて駆けつけた。 12月7日に開催された同イベントは、ニフティが運営する読み物サイト「デイリーポータルZ」(以下、DPZ)のライター陣を相手に、藤村Dが説教を繰り広げるというもの。なぜ、説教なのか。きっかけはDPZの名物イベント“札束風呂”だった。藤村Dは自身が司会を務めたイベントで、偽札が詰まったバスタブで嬉々として記念撮影する親子連れを目撃。「ガキにこんなことさせちゃいかんだろう!」と、DPZウェブマスター林雄司さんをつかまえ、思わず説教したという。 林 「僕、ホントにそういうのがわからなくて。 その発想はなかった!! って」
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