僕の専門分野の一つが「キャリア戦略」であり、その中で特に「複業」という領域において日々思考し、発信を続けています。 「キャリア戦略」を考える上で有用なのが、「自分自身を一つの会社として捉えて、『自分株式会社の経営戦略』を考えてみる」という思考実験です。 そうすると、どこか遠くに思えた「経営学」という学問が、途端に「めちゃくちゃ有効活用できる学問」に変わります。 経営戦略の父、アンゾフの「成長マトリクス」ビジネスに最も密接に関わる学問領域として「経営学」というものがあります。経営学は本来「企業経営を科学する」学問ですが、個人を企業として見立ててみると、「個の経営戦略」にも十分応用可能なことがわかります。 経営学には様々なフレームワークがありますが、もっとも有名・有用なフレームワークが、アンゾフの「成長マトリクス」でしょう。 ①市場浸透:既存製品×既存市場 ②顧客開拓:既存製品×新規市場 ③商
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