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ブックマーク / fumituki.jimdofree.com (10)

  • ゲームを用いたイベントを作る際に陥りがちなこと

    一時期、あまり問い合わせがこない時期があり、 なんとなく、一人寂しく思っていたのですが、 夏頃から、またありがたいことに立て続けに2つの団体から、 ゲームについてコメントをお願いされました。 この2件に限ったことではないのですが、 問い合わせを頂く際は「ゲームの企画にコメントが欲しい」ということが多いですが、 実際、お会いしてお話をすると初回のお話では、 なかなか「ゲームそのものの話」に行き着くことは珍しいです。 このあたり、ゲームを活用しようとされる皆様に参考になるかなと思いましたので、 一度、ブログに書いてしまおうかなと思います。 先日掲載された、MY POLICY LABのインタビューにも類似の内容がありますので、 よろしければ、そちらもご覧ください。 【後編】「ゲーム政治を考えよう!ワークショップ」開催レポート ~若きゲーム教育研究者に聞く「ゲーム×政治」の未来~ http://

    ゲームを用いたイベントを作る際に陥りがちなこと
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/09/14
    「ゲームにすると何でもよくなるわけではないので、普通の体験型のイベントと一緒で、「どんな参加者に何を体験させてどうなって欲しいのか」を明確にし、「どんなゲームを作るのか」というのを後から考えるべき」
  • 「かってにハッピーエンドゲーム in 広島」 開催報告

    だんだん暑くなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は先週末(5月18日・19日)に広島で開催いたしました、 「かってにハッピーエンドゲーム in 広島」のご報告をいたします。 このイベントは広島国際青少年協会との共催で行われ、 高校生・大学生あわせて約20名の方にご参加いただきました。 青少年協会の皆様、参加者の皆様ありがとうございました。 まず、ゲームのルールを簡単に説明します。 ①悩みと自分のキーワードを記す 参加者はまず「将来に自分が抱えている悩み」と「自分を表すキーワード」を記入します。 ②他の人のキーワードを見て、「かってに未来予想図」を作成する 他の人が書いたキーワードを使って、「悩みを乗り越え、ポジティブな未来に到達する」という 「かってな未来図」を記入します ③書いたストーリーを発表し、投票をする 誰のストーリーが「面白かった」か、「気に入った」かという観

    「かってにハッピーエンドゲーム in 広島」 開催報告
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/05/24
    「3名の他者に「8分集中して自分の将来を考えてもらう」という経験はなかなかないでしょう。一方、同様に「8分集中して他者の将来を考える」という経験も同様に希有なものでしょう。」
  • 5月の諸々のお知らせ

    こんばんは、早いもので4月が終わりました。 例年、年度初めはバタバタしてあっという間に過ぎていきますが、 今年もそんな感じだったような気がします。 さて、5月の週末は各地での学会やイベントに参加しますので、 そのご報告をしようかと思います。 来週末は、友人結婚式とテニスの試合ですがそれは関係ないとして(笑) 5月18日~19日は広島で「かってにハッピーエンドゲーム」の実践をしてきます。 これは、後輩のキムミツくんが活動している、広島国際青少年協会との企画で、 初日は高校生向け・2日目は大学生向けに実施をします。 ニュースを見てもポジティブな話題はほとんどありませんし、 若い世代に対するネガティブな言説も多く、 高校生や大学生は自分のキャリアに対して、 ポジティブな意識を持ちづらくなっていると思われます。 また、個人的な話ですが、年上の方とのキャリア相談は、 どうも素直に聞けないということ

    5月の諸々のお知らせ
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/05/09
    「このゲームのプロトタイプは2011年に行われました、「経験のRemix」で作成されました。 その後、某大学での実践を経て、グループワーク用に改訂をし、このたび再び高校生・大学生用にリメイクいたしました。」
  • たまには社会的ジレンマの話でも…

    みなさま、こんにちは。 年明けから早くも20日ほど経過してしまいましたが、 今年最初のブログを書きたいと思います。年もよろしくお願いいたします。 さて、私の専門はゲームを利用した教育や学習ですが、 「社会的ジレンマ」を体験して学習するゲームを修士・博士研究として進めています。 これまで一度もこちらのジレンマの方について語ったことがないように思えましたので、 今日はこの「社会的ジレンマ」について書いてみます。 (純粋な?社会心理学者というわけではありませんので、 もし間違いがありましたらスミマセン…。) 社会的ジレンマというのは固い定義でいうと 1. 集団の成員は、それぞれ協力または非協力のどちらかを選択できる。 2. 各成員にとって、非協力の選択は、協力の選択よりも大きな利益をもたらす。 3. しかし、全員が非協力を選択した際に得られる利益は、全員が協力を選択したときに得られる利益より小

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2013/01/22
    「理想をいえば、きちんと協力しない場合のデメリットについて全員が認識をし、「協力する方が実は合理的である」という「社会的な賢さ」が組織で広まるように、努力をする…ということが大切」
  • 「もそドラ(仮称)」モニター企業募集

    みなさま、ご無沙汰しております。 以前、ブログでご紹介をいたしました、 成果行動と組織市民行動バランスを体験するゲーム「もそドラ(仮称)」が、 企業内テストの段階に入りまして、【ご協力いただける会社様】を募集しております。 (個人単位での募集は現在行っておりません、ご了承ください) 以前のワークショップの模様はコチラ ゲームで扱う組織市民行動とは簡単に述べると、 「誰もやる必要はないし、やっても直接お金にならないんだけど、誰かがやらないと困る仕事を誰がやるのか」という問題のことです。 組織市民行動は、近年従業員の多忙化や過剰な成果主義の中で失われています。 3月に生産性出版さまから発行された「職場学習の探究」では、 「組織市民行動」の中の援助行動が成長や業績にもたらす影響を検討しています。 Amazon 職場学習の探究 この「組織市民行動」はあまりにもアタリマエの行動であるが故に、 そ

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2012/05/18
    「本ゲームで扱う組織市民行動とは簡単に述べると、「誰もやる必要はないし、やっても直接お金にならないんだけど、誰かがやらないと困る仕事を誰がやるのか」という問題のことです。 」
  • 教育/学習と楽しい失敗のデザインについて(CLGセミナー)

    3月15日に東京大学郷キャンパスにて、CLG研究会として、 セミナー「優れたデザインが生み出すデジタルゲームの楽しさ」を開催いたしました。 前回のワークショップが即日満席になってしまったこともあり、 今回はもじぴったんプロデューサーの中村さんをお招きしての、 セミナー形式での開催となりました。 学生・企業人・教員など幅広い分野から70名ほどのご参加をいただき、 この分野への関心の高まりを改めて感じることが出来ました。 私は今回はスタッフとして関わらせていただきました。 数名で運営せざるを得なかった関係で、多々不手際があったかと思いますが、 どうぞご容赦ください。 セミナーの様子はTogetter等で感じていただけるかと思いますので、 下記リンクからぜひご覧ください。 http://togetter.com/li/273344 http://togetter.com/li/273544 さ

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2012/03/18
    「良いゲームを学習に用いることで、「楽しく失敗できる」「失敗そのものを楽しいと感じられる」という点でも、メリットになり得るのではないかと感じました。」
  • CLGセミナー「優れたデザインが生み出すデジタルゲームの楽しさ」開催告知

     3月15日(木)に、昨年末に大好評だったCLGセミナーの第2弾を開催することになりました。 昨年末の第一弾では、 「ゲームフルな教育をデザインするワークショップ」と題しまして、 海外などの事例紹介やゲームフルな教育についてのディスカッション等を行いました。 詳細な開催報告はコチラに掲載しておりますので、よろしければご覧ください。 今回のセミナーのゲストである中村隆之氏は、 第一弾にご参加いただいたご縁でご登壇いただくことになりました。 今回のセミナーの詳細/お申し込みは下記の告知ページを参照して頂きたい(埋め込んであります)と思うのですが、 私が考えるセミナーの意義だけ述べておきたいと思います。 (あくまで、私、福山が考えるだけで、 CLG研究会・メンバーとの考えと必ずしも一致するものではありません。) 2012年になっていわゆる「ゲーミフィケーション」についての認知度は、 日でも

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2012/02/24
    「全く「ゲーム学/論」を踏まえないゲーミフィケーションは、素朴教育学がマイセオリーの域をでないのと同様に、作成者しか楽しくない「クソゲー」ならぬ「クソゲーミフィケーション」になってしまう可能性」
  • ワークショップで体験するゲーミフィケーション活用術(後編)

    さて、今回は前回の記事に引き続きまして、“ゲーミフィケーションを体験するワークショップ”の報告後編を書いていきます。前編でとても言いたい放題書いたせいか、多くの方に拡散・閲覧して頂けたようでとても嬉しく思います。 誤解の無いように再度書いておきますが、ゲーミフィケーションに反対しているのではなく、人の欲望につけ込む手段としてゲームが隠れ蓑にされることを危惧しているということです。ギャンブル化とか、パチンコ化というよりは、ゲーム化の方が見えが良いことは言うまでもありません。 それでは題です。セミナー前半の理論編に関してはコチラをご覧ください。 第2部で清水さんの方から「ゲーミフィケーションを使ったマーケティングとその事例紹介」があり、「業界3位のコンビニチェーンをゲーミフィケーションでどう活性化するのか」というテーマで企画のワークショップが行われました。 その後第3部は、再び福山が「ゲーミ

    ワークショップで体験するゲーミフィケーション活用術(後編)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2011/12/14
    「ワークショップは、「世代間のコミュニケーションに問題を抱えた職場をゲーミフィケーションで改善するのか」というテーマで行いました」
  • ワークショップで体験する”Gamification”開催報告(前編)

    12月3日に神田にてセミナー『ワークショップで体験する”Gamification”』を開催いたしました。 当日の内容・様子についてご報告させていただきます。 書いていたらとても長くなりましたので、ブログ始まって以来の前・後編に分けてお送りいたします(笑) セミナーの内容は第1部がGamificationとその周辺理論の解説。2部がマーケティングにおけるGamificationの事例紹介と企画ワークショップ、3部が教育におけるGamificationの事例紹介と企画ワークショップという3部構成で開催されました。 このセミナーは私の大学の同期で、Allabout enFactoryでギフトショップサイトのマネージャーをしている清水正樹さんと企画段階から共同で作成しました。 第1部では私の方から、「ゲームではないアプリケーションやWebサイトなどにゲームのメカニズムを利用する」Zicherma

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2011/12/08
    「世間で言われているZichemmanのゲーミフィケーションには行動科学の影響が色濃くある」
  • シリアスゲームセミナーの振り返り

    昨日、ミッドタウンのデザインハブで、 九州大学のシリアスゲームセミナー(以下SG)に参加してきました。 Twitterではすでにトゥギャられて乗り遅れた感があるので、 ブログとしてまとめることにいたします。(メモの延長ですが…) ※は福山の雑感。 九州大学 シリアスゲームプロジェクト http://macma-lab.heteml.jp/sgp_official_website/main/ 福岡市経済振興局 課長土井さんの挨拶 ○H21~23年にかけて、SGの産業育成に行政として取り組むことになった。 →福岡には元気のあるゲーム会社がたくさんあり、土壌がある →九州大学に委託し、産官学連携のプロジェクトに。 →福岡ゲーム産業振興機構 ○日ではエンタメゲームが流行りすぎたゆえに、シリアスゲームには厳しさがある。 ※シリアスゲームに行政として目を付けたというのは凄い! 福岡にはいわゆるパブリ

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2010/12/18
    「前から思っていたことだが、ゲームと相性の良い分野として「医療・法律・環境・観光・(軍事)」というのは確実にありそう。 」
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