家族や愛の形について綴るエッセイスト、紫原明子さん。2016年6月に初の著書『家族無計画』(朝日出版社)を出版した後、執筆活動をしながら、家族や子育てにまつわるソーシャルアクションを起こしてきた。 連続起業家の家入一真さんと18歳の時に結婚し、約10年間の結婚生活を経て2014年に離婚。31歳で、遅まきながら社会人デビューした。シングルマザーとして息子と娘を育て、今年8月に18歳と15歳になった子どもは同時に巣立つことになった。当初は結婚生活を「やめる」ことは、それまでの自分自身の選択を否定し、後ろめたさを感じる時期もあった。 昨年から、生きづらさを抱える人たちが自身の話をしたり、エッセイを執筆したりする「もぐらの会」を主宰し、サロンのような場づくりをしている。そんな紫原さんがコロナ禍に「やめた」こと、そこから得た気づきとは──。 結婚生活を「やめる」決断 社会との繋がりを求めた 紫原さん
産みの親が育てることができない子どもに,継続的かつ安定した養育者と環境を保障する「特別養子縁組」。いま,特別養子縁組制度の見直しも検討されています。特別養子縁組とはどのような制度なのでしょうか。また,特別養子縁組によって結ばれた家族の思いとはどのようなものなのでしょうか。発達心理学が専門の富田庸子・鎌倉女子大学教授が解説します。 富田庸子(とみた・ようこ):鎌倉女子大学児童学部教授。鎌倉女子大学「家族のつながり」ゼミナールの指導教員として,『ふたりのおかあさん』(ちとせプレス,2019年)を制作。 子どもには,「家庭で育つ権利」があります 日本には,さまざまな事情で産みの親のもとで育つことのできない子どもたちが,およそ4万人もいます。その多くが乳児院や児童養護施設など,施設で暮らしています。国連子どもの権利条約は,すべての子どもが「その人格の完全なかつ調和のとれた発達のため,家庭環境の下で
『ありがとうって言えたなら』の単行本作業を終えました。同じような状況の中で悩んでいたり、心細さを感じている方たちに届けることができたらいいなと思います。 瀧波 ユカリのプロフィール 1980年北海道札幌市生まれ。漫画家。日本大学藝術学部写真学科卒業。2004年『臨死!! 江古田ちゃん』でアフタヌーン四季賞大賞を受賞しデビュー。著書に漫画『臨死!! 江古田ちゃん 』(講談社)、エッセイ『はるまき日記』(文春文庫)、 『女もたけなわ』(幻冬舎文庫)、『オヤジかるた 女子から贈る、飴と鞭。』(文藝春秋)、『あさはかな夢みし』(講談社)など。新刊『ありがとうって言えたなら』(文藝春秋)は2018年3月7日に、『モトカレマニア』(講談社)は3月13日に発売。
さいばら・りえこ/1964年高知県生まれ。88年「ちくろ幼稚園」で本格デビュー。2002年から毎日新聞で連載した子育てマンガ「毎日かあさん」が、昨年6月に最終回を迎えた。同作などで05年文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞、手塚治虫文化賞短編賞、11年日本漫画家協会賞参議院議長賞を受賞。10月からは新連載「りえさん手帖」がスタート。そのほか女の子へのメッセージをつづったエッセー「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」、彼氏との熟年恋愛を描いたマンガ「ダーリンは70歳」など著書多数。子どもは長男(大学1年)、長女(高校2年)の2人(撮影/写真部・大野洋介)この記事の写真をすべて見る 西原理恵子さんのサイン本を抽選で4名にプレゼントします。ツイッターでAERA dot.のツイッター公式アカウント(@dot_asahi_pub)をフォローして、対象ツイートをリツイートしてください。期間は
“ねほりんぱほりん ゲスト:「養子」” ナレーション:我が子が初めて立った日。幼稚園の入園式。一生懸命走った運動会。どこにでもある家族の風景。しかし、夫婦には伝えなければならないことがありました。「あなたは私たちから産まれた子どもじゃない。養子なの。」突然知らされた衝撃の事実!今宵お届けするのは、真実の告知からはじまる親子の愛の物語。はじまりました。人形劇暴露トーク。聞き手の山里亮太とYOUはモグラに。顔出しNGの訳ありゲストは、豚に変身。人形でしか語れない、人形だからこそ語れる赤裸々な話を掘って掘ってほりまくる。 【山里】え!今回はここを掘るって初めてテレビで見る、みたいな感じですよ。「養子」でございます。 【YOU】養子を掘るって…どういうこと?何掘るの? 【山里】ちょっと養子って我々何か余り分からない世界じゃないですか。 【YOU】はい。 【山里】ひょっとしたら何かいろいろあるかもし
NHK Eテレで密かに人気を集める赤裸々トーク番組「ねほりんぱほりん」が、惜しまれつつ本日3月22日、最終回を迎えます(涙)。「地下アイドル」「占い師」「芸能スクープ記者・カメラマン」「ナンパ教室に通う男」などなど、こんな人どこで見つけて来たんだろ・・という普段なかなかお目にかかれない職業や趣味を持った人が人形に扮して登場し、顔出しNGな本音トークを繰り広げるアノ番組です。 その”ねほりん”のテーマに「養子」が取り上げられたのは記憶に新しいですよね!みなさん。 養子の男子高校生「ケイタ君」に話を聞き、「家族」とは何か、見るものに問いかけたYOUさんと山里さん。これがまたものすごく良かったことは、みなさんご存知の通りです!(見逃して今生の後悔という方はこちら。★ねほりんぱほりん「養子」の回テキスト書き起こしページへ★ ) この「ねほりんぱほりん」の神回(養子)に感動感激しすぎた私たちは居ても
大変なことが起こった。 「ど根性ガエルの娘」というマンガが、Web雑誌「ヤングアニマルDensi」(白泉社)で連載中だ。 このマンガの作者は、超有名なギャグマンガ「ど根性ガエル」の吉沢やすみの、実の娘・大月悠祐子だ。他の代表作は「ギャラクシーエンジェル」など。ふんわりとした、萌え要素もあるかわいらしい絵柄だ。 最新15話が1月20日に公開。それがもう、すごいことになっている。 もっと詳しく話す前に、作品の紹介 「お父さんは大ヒット漫画家で、家族をめちゃくちゃにした人。」 「ど根性ガエルの娘」は、吉沢家──父と、娘と、家族の物語だ。吉沢やすみは、20歳で描いた「ど根性ガエル」が爆発的ヒット。好きな女性と結婚し、子宝にも恵まれた。しかし連載終了後、深刻なスランプに陥る。ヒット作に恵まれなかった彼は、パチンコや麻雀にのめりこんでいく。みるみるうちに減っていく貯金。 そして昭和57年、13本の原稿
大月悠祐子 @inunohana11 『ど根性ガエルの娘』15話更新されました。第1話を描いた時、この15話の冒頭のシーンが頭の中にありました。描く事が出来て嬉しいです。そしてこの先のお話も。どうぞ宜しくお願い致します……!! ヤングアニマルDensi younganimal-densi.com 2017-01-20 13:00:40
こんにちは。育休的な休みに入ったものの、まだ生まれる気配なく、毎日ブログばかり書いている橋本です。苦笑です。 僕の働いているフローレンスというNPOでは、赤ちゃん縁組という事業を行っています。望まない妊娠などで、子どもを生んでも育てられないという女性と、子どもが欲しいけれど授からない夫婦をつなげ、特別養子縁組*1という制度で赤ちゃんを縁組するという取り組みです。 そんな赤ちゃん縁組を担当するメンバーが「とても良い」と言っていた本を読んでみました。『産まなくても、育てられます』という本です。 産まなくても、育てられます 不妊治療を超えて、特別養子縁組へ (健康ライブラリー) 作者: 後藤絵里 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/11/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 血のつながらない子どもを特別養子縁組で迎え、わが子として育てている夫婦のほとん
家族や親族が亡くなったら、やらなきゃいけない手続きは山ほどある。悲しみのなかで、面倒で煩雑な申請をこなすのは大変だ。だがそれでも、やるしかないのだ。今のうちから、把握しておこう。 悪徳葬儀社の見分け方「葬儀社が最初に出してきた見積もりは70万円だったのに、葬儀が終わった後請求されたのは、150万円でした。もちろん抵抗しましたよ。ですが、『見積もりに記載していた食事代は一人分』、『祭壇にはオプション料金がつきもの』と、料金を上乗せする理由を延々と説明され、根負けしてしまったんです。倹約家だった父の希望で、費用を抑えるために家族葬にしたのに……。これじゃ父も浮かばれませんよ」(昨年11月に父親を亡くした、50代の男性) 親族を亡くした遺族と葬儀社との間で、トラブルが頻発している。 国民生活センターの調査によると、遺族からの相談件数は、'12年度から3年連続で700件超。そのなかで最も多いのは、
「毒親論」は本質的に宿命論だ――「アダルト・チルドレン(AC)」の概念を日本へ導入した精神科医の斎藤学(さいとう・さとる)氏は、親バッシングに終始してしまう「毒親」ブームに警鐘を鳴らす。「毒親」の子どもたちにも、たくさんの可能性がある。「毒親」から本当に自由になるためには、どうしたらいいのだろうか。話題の書『「毒親」の子どもたちへ』についてインタビューを行った(聞き手・構成/山本菜々子) ――『「毒親」の子どもたちへ』では、「毒親論」を批判されていますね。 最初にお伝えしておきたいのですが、私は「毒親論」を批判しているのであって、「毒親」と呼ばれる親たちを擁護しているのではありません。また、この本を単純な「反毒親論」にはしなかったつもりです。 あとがきにも書きましたが、「毒親論」はACという概念と同じように、核家族をノーテンキに褒め称える「家族は天国」論へのカウンターになったと思います。実
「子供が可愛くないと心底思います」 回答「あなたはすごくよくやっています。可愛いと思わなくて結構です」 第6回 幻冬舎plus 2月5日(水)6時0分配信 今回の回答者は三砂ちづるさんです。 ◎相談 vol.6(派遣社員・30歳・女性) 疲れてしまいました。 2歳半の娘と45歳の旦那をもつ30歳の派遣社員です。旦那は自営業で、土日も仕事で平日も日付が変わってから帰ってきます。基本、仕事ですが、飲みに行って朝の5時6時過ぎまで帰ってこないこともあります。 私のほうは、子供が幼いので今は時短勤務(13〜18時)しています。子供さえいなければ、思う存分好きな仕事をできるのにと思います。周りの人が残業しているのに自分だけ定時で帰り、毎日子供のごはんを作って食べさせたりお風呂に入れたりするのが苦痛です。仕事終わりに飲みにも行けないので、社内でのコミュニケーションもそれなりにしかとれません。子
日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」では、赤ちゃんポストに捨てられたという設定の女の子が「ポスト」という名で登場する。子どもたちはペットショップの犬にたとえられ、仔犬が新しい飼い主を求めるがごとく、養子縁組で「新しい親」を求めるシーンがある。 日本でただひとつ「赤ちゃんポスト」を運営している熊本市の慈恵病院や全国の児童養護施設関係者が「子どもたちへの差別・偏見をあおり、今、施設などにいる子どもたちを傷つけるので放送を見直してほしい」と訴えているが、日本テレビは「放送継続」を公表している。 そんななか、慈恵病院がかかわって実母が育てられなかった子どもの命を助けたケースで、その子を特別養子縁組で自分の実子として育てている母親からメールが寄せられた。 私は心を揺さぶられた。 「赤ちゃんポスト」などで救わなければ奪われてしまったはずの命。その子どもを育てる側の、切実な思いを読みとってほしい。(
2012年6月8日から11日にかけて、無作為に選んだ全国20歳以上の男女個人2,000人を対象に、「父親の育児参加に関する世論調査」を実施した。この調査は、調査員による面接聴取法により実施し、1,289人(回収率64.5%)から回答を得た。前回の調査は、2011年6月に、前々回の調査は、2010年6月に実施している。 1.父親の育児参加に対する考え 父親の育児参加に対する考えを聞いたところ、「父親も母親と育児を分担して、積極的に参加すべき」が45.0%(昨年:39.1%、一昨年:34.7%)で、一昨年から今年にかけて年々増加傾向にある。これに対し、「父親は外で働き、母親が育児に専念すべき」は8.5%(昨年:6.6%、一昨年:8.7%)にとどまり、今年は一昨年とほぼ同じ割合となった。(図1) 年代別にみると、20歳代、30歳代、50歳代では「父親も母親と育児を分担して、積極的に参加すべき」の
記録, 日々 5月に第1子である長男を立派に産んでくれた奥さんが、3ヶ月後の先月「立派な骨粗鬆症(以下、骨粗しょう症)」と診断された。背骨に数カ所、圧迫骨折がある。今は薬を服用しながらの自宅療養中。ちょっと言葉はきつくなるがほぼ寝たきり状態。 このエントリーは、近い将来に奥さんが回復した時に読み返して「あの時は大変だったねー」と笑いながら振り返るための記録であり、ムスコが成長した時に「お前が重かったから母ちゃんの背骨が折れたんだ」とからかうための記録であり、整形外科のドクター曰くこれから激増するであろう若年性の骨粗しょう症患者へ向けたある体験談として、だらだらと書く。 俺は専門家でもなんでもなく、骨粗しょう症と診断された奥さんの隣でドクターの話を聞き、病気について調べ、一緒に暮らしているだけの三十路のオッサンなので、文中の記述や内容の正確性は担保しかねることを予め断っておく。あくまでもこれ
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