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ブックマーク / gendai.media (114)

  • 日本の60〜80歳が稼ぐべき額は「月10万円」という「意外と知らない事実」(坂本 貴志)

    年収は300万円以下、当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%――。 10万部突破のベストセラー『ほんとうの定年後』では、多数の統計データや事例から知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。 定年後は月10万円程度稼げばやっていける 定年後の家計に目を移していくと、仕事から引退した世帯の65歳から69歳までの収入額は、合計でおよそ月25万円となる。その内訳は、社会保障給付(主に公的年金給)が月19.9万円、民間の保険や確定拠出年金などを含む保険金が月2.7万円、そのほかの収入が月2.2万円である。一方で先述の通り支出額は32.1万円であるから、収支の差額はマイナス7.6万円となる。 壮年期には世帯で月60万円ほどの額が必要とされる労働収入であるが、定年後は年金に加えて月10万円ほど労働収入があれば家計は十分に回るというこ

    日本の60〜80歳が稼ぐべき額は「月10万円」という「意外と知らない事実」(坂本 貴志)
  • 「息子にも語らなかった」『虎に翼』寅子のモデルが挑んだ「原爆裁判」の中身(若尾 淳子)

    戦時下を描き始めた朝ドラと、戦後の大きな裁判 SNSで共感の嵐を巻き起こしているNHKの朝ドラ『虎に翼』。登場人物の女性に自分を重ねて共感したり、励まされたりする一方、「約百年もたっているのに世の中はわずかしか変わっていない」といった思いを感じる人も少なくない。 ドラマの主役・寅子のモデルとなった三淵嘉子氏は、日女性で初の司法試験(旧司法科試験)の合格者のひとりで、弁護士を経て裁判官(判事)、裁判長、裁判所所長を務めた法律家。なかでも家庭裁判所の立ち上げに尽力し、のべ5000人の少年少女の審判に携わったことで、後に「家庭裁判所の母」と呼ばれた法曹界のレジェンドだ。 5月20日現在、ドラマで描かれるのは1942年(昭和17年)。先週末にはドラマの最後に前年の1941年(昭和16年)12月に太平洋戦争の始まりが告げられた。先週は金属類回収令で家庭にある鍋や釜などの日常品が回収されるシーンも描

    「息子にも語らなかった」『虎に翼』寅子のモデルが挑んだ「原爆裁判」の中身(若尾 淳子)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2024/05/24
    「『虎に翼』に対して、不当に虐げられている女性の立場を大きく取り上げて、虐げる立場の男性や世の中を糾弾する「男女分断」ドラマを描いていると捉えている人もいるが、そんなことは断じてない。」
  • 本当の「知」はここにある…!臨床心理士・東畑開人が語る「いまこそ大学の外で『野生の授業』が必要な理由」(東畑 開人)

    『野の医者は笑う』や『居るのはつらいよ』、『聞く技術 聞いてもらう技術』などの著作があり、現代を生きる私たちの「こころ」を見つめ続ける臨床心理士の東畑開人さん。ここ数年はオンラインで行っている授業が評判になっています。5月からはオンラインセミナー「みんなのカウンセリング入門」が始まるということで、そんな東畑さんが思う当の「知」のあり方、そして「野生の授業」の重要性について話を伺いました。 「役に立つ」ことは面白かった ―東畑さんは『居るのはつらいよ』や『聞く技術 聞いてもらう技術』、近刊の『ふつうの相談』など臨床心理学やケアについてのを書きながら、日々クライエントと会う臨床家としても働いています。それだけではなく、一般市民向けにオンライン授業も開いておられます。臨床心理士としては珍しい多彩な働き方に見えます。 東畑:実は珍しくないんですよ(笑)。そういう働き方をしている人はそれなりにい

    本当の「知」はここにある…!臨床心理士・東畑開人が語る「いまこそ大学の外で『野生の授業』が必要な理由」(東畑 開人)
  • 届いた「ねんきん定期便」を読まずに捨てていたら……「受給直前」に気づく、取り返しのつかない事態(井内 義典) @moneygendai

    届いた「ねんきん定期便」、読んでいますか? 毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」。この定期便でこれまでの年金の加入記録や将来の年金額が確認できることとされています。将来の年金がいくら受け取れるかについては、特に関心の強いところでしょう。その見方をしっかり把握しておくことから将来への備えが始まると言えます。 ただし、定期便に表示される年金の見込額はそのまま鵜吞みにできないところもあります。定期便が万能ではないところもあり、年金事務所等で試算される年金見込額や実際に受給することになる年金額との違いも知っておきたいところでしょう。 「ねんきん定期便」は公的年金の被保険者に向けた加入記録についての情報通知となり、日年金機構等より毎年誕生月(1日生まれの場合はその前月、以下同じ)に届くことになっています。 35歳、45歳、59歳の節目年齢になる際は封書で届き、その定期便はこれまでの過去の全加入記録が

    届いた「ねんきん定期便」を読まずに捨てていたら……「受給直前」に気づく、取り返しのつかない事態(井内 義典) @moneygendai
  • なぜ日本で「働かないおじさん」が大量発生するのか…ごく「シンプルな理由」(現代新書編集部)

    年収は300万円以下、当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%、80代就業者の約9割が自宅近くで働く――。 10万部突破のベストセラー『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日社会を救う』では、多数の統計データや事例から知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。 60代管理職はほとんど存在しない 定年後の問題は、定年前から始まっている。 たとえば、管理職に就く人の実態を見てみると……。 〈部長職については、30代後半から少しずつ在籍者が増え始め、若い人では40代前半から後半にかけてその職に就く。そして、部長職の構成比率は、50代前半で26.6%、50代後半で26.9%と50代でピークを打った後は急速に減少し、60代前半には8.8%、60代後半には2.7%までその数を減らす。 特に、大企業においては、部長職にまで上り詰めるこ

    なぜ日本で「働かないおじさん」が大量発生するのか…ごく「シンプルな理由」(現代新書編集部)
  • 「生協の白石さん」が、最近の大学生は昔より「大人」だと感じる理由(奥津 圭介) @gendai_biz

    2005年に講談社から発行され、あっという間に累計100万部のベストセラーとなった『生協の白石さん』をご存じだろうか。 学生が生協へ投書した「ひとことカード」に優しさとウィットに富んだ「回答」を書き続けた白石さんが、18年ぶりに「あの頃の大学生」と「今の大学生」から寄せられたお悩みに回答する新作『帰ってきた生協の白石さん』を上梓する。 白石さん目線で、この18年間で若者たち、そして「かつての若者たち」はどう変わったのか。前編記事『「生協の白石さん」が、最近の大学生の「お悩み」を聞くときに考えること』に引き続き、独占インタビューの形でお話を伺った。 白石さん自身に起こった大変化 ――白石さんご自身の環境は、この18年間で大きく変わりましたか? 白石昌則(以下、白石さん) 2年ほど前より大学生協の現場を離れ「日生活協同組合連合会」に転職しました。新卒以来27年ほど、さまざまな大学生協を中心に

    「生協の白石さん」が、最近の大学生は昔より「大人」だと感じる理由(奥津 圭介) @gendai_biz
  • 「生協の白石さん」が、最近の大学生の「お悩み」を聞くときに考えること(奥津 圭介) @gendai_biz

    2005年に講談社から発行され、あっという間に累計100万部のベストセラーとなった『生協の白石さん』をご存じだろうか。 学生が生協へ投書した「ひとことカード」に優しさとウィットに富んだ「回答」を書き続けた白石さんが、18年ぶりに「あの頃の大学生」と「今の大学生」から寄せられたお悩みに回答する新作『帰ってきた生協の白石さん』を上梓する。 白石さん目線で、この18年間で若者たち、そして「かつての若者たち」はどう変わったのか。新作の発売を前に、独占インタビューの形でお話を伺った。 共感してもらえるような一冊を目指した ――4月7日に発売になる『帰ってきた生協の白石さん』、改めてどのような一冊なのでしょうか。 白石昌則(以下、白石さん) 18年前の1作目は、私の勤務していた東京農工大学の大学生協に寄せられた「ひとことカード」に対する回答を、まとめていただいたものでした。 今回は「令和の大学生」とい

    「生協の白石さん」が、最近の大学生の「お悩み」を聞くときに考えること(奥津 圭介) @gendai_biz
  • 目からウロコ…東大の総長が「自分の頭で考えよ」という物言いを「危うい」と感じた理由(学術文庫&選書メチエ編集部)

    「自分の頭で考える」? 「自分の頭で考えなさい」。わたしたちがしばしば耳にする言葉です。 とくに4月を迎え、いよいよ「新生活」がはじまったという方は、あたらしい環境での訓示などにおいて、「自分の頭で考える」ことの重要性を強調される機会もあるかもしれません。 しかし、「自分の頭で考える」のは当によいことなのでしょうか? そもそも「自分の頭で考える」というのはどういう意味なのでしょうか? さらに、考えることや、知性を用いることを得意とする人たちは、「自分の頭で考える」ことをどのように位置付けているのでしょうか? たとえば、日の知性の「トップ」とも言える東京大学の総長はどのようなことを語っているか。 フランス文学や映画の研究者で作家としても知られる蓮實重彥氏は、1997年4月1日から2001年3月31日まで、東京大学の第26代総長をつとめていました。 ここで注目したいのは、蓮實氏が東京大学の

    目からウロコ…東大の総長が「自分の頭で考えよ」という物言いを「危うい」と感じた理由(学術文庫&選書メチエ編集部)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2023/04/06
    「さまざまな場所で反復されている「自分の頭で考えよ」というセリフを、疑ったり吟味したりすることなく繰り返すということこそ、考えたり反省したりといった知的な営みとは遠いものなのではないか」
  • 75万人のデータ分析でわかった「厄年」のサイエンス 全日本人必読 男女別あなたが「病気になる年齢」がわかった(週刊現代) @gendai_biz

    厄年に何らかのトラブルに遭ったことがある人---3人に1人。あなたは経験あるだろうか?だが、そもそも「厄年」に根拠はないらしい。日初・科学的分析に基づく「新・厄年」をお教えしよう。 科学的な「厄払い」とは 30代から60代の男女2000人を対象としたこんなアンケート結果がある。 ・厄年対策で厄払いをしたことがある、もしくはしようと思っている---49・7% 神頼みで厄払いをしようと思う人は2人に1人もいるという事実。厄年を恐れている人がいかに多いかをうかがい知ることができる。 数え年で、男性は25歳、42歳、61歳。女性は19歳、33歳、37歳。誰しもに訪れる厄年は、一般的に「病気になる」「事故に遭う」といったイメージが強い。だが、その起源はあいまいで、根拠も明確になっていないのだという。 厄年に関する最も古い記述は、平安時代に書かれた文献にあるというが、時代によってその年齢は異なってい

    75万人のデータ分析でわかった「厄年」のサイエンス 全日本人必読 男女別あなたが「病気になる年齢」がわかった(週刊現代) @gendai_biz
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2023/01/03
    「板倉医師らが算出した新・厄年は次のとおり。 〈男性〉24歳、37歳、50歳、63歳 〈女性〉25歳、39歳、52歳、63歳」
  • イーロン・マスクのTwitter大ナタで思わず表に出たキラキラIT系外資の「裏側」とは(山本 一郎) @gendai_biz

    イーロン・マスク、いきなりの豪腕 電気自動車(EV)メーカー大手のテスラ社や、宇宙開発で世界をリードするSpaceX社など、各方面で快進撃を続けていた連続起業家のイーロン・マスクさんが、自らの「ツイ廃」ぶりを拗らせ、すったもんだの末、10月27日にTwitter社の買収を成功させて早2週間。 マスクさんの「英断」のもと、経営不振に陥っていたTwitter社の全世界の社員のおよそ半数が解雇されるという強烈な事態に陥ったことは、ネット中の話題となりました。 とりわけ、現在この大ナタを振るっているマスクさんとまともにコミュニケーションが取れるTwitter幹部や社員が極めて少数で、解雇を免れたTwitter社の技術者に取材すると「マスクさんが正直何を考えているのかまったく分からないし、社内のコミュニケーションツールで流れてくる一斉連絡が何であれ、その中身の詳細や真意をマスクさんに確認することが

    イーロン・マスクのTwitter大ナタで思わず表に出たキラキラIT系外資の「裏側」とは(山本 一郎) @gendai_biz
  • 山上徹也容疑者の全ツイートの内容分析から見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

    安倍晋三元首相が銃撃されてからおよそ1ヵ月が経った。容疑者・山上徹也の犯行動機や彼が抱えていた屈折については、供述内容などから断片的に伝わってきてはいるが、まとまった像はなかなか見えてこない。 以下では、成蹊大学の伊藤昌亮教授が、山上容疑者のものとされるツイートを定性的・定量的な手法で分析、容疑者が持っていた独特の政治的傾向を探った(文中敬称略)。 調査の概略 論では、安倍晋三元首相銃撃事件を起こした山上徹也容疑者のものとされるツイートの分析から、その政治的傾向を探ってみたい。彼はどんな立場から何を見、何に憤り、自らが生きる政治的世界をどう捉えていたのだろうか。 まず調査の概略を記しておこう。対象としたのは、Togetterアーカイブされている彼自身のすべてのツイート、1147件だ。リツイートは含まず、引用リツイートについては当人のコメント部分だけを含むものとした。 それらを対象に、「

    山上徹也容疑者の全ツイートの内容分析から見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
  • 土井善晴さんに聞く「暮らしの料理は『なに作ろう』なんて考えなくてもよいのです」(風間 詩織)

    料理研究家の土井善晴さんが話す「一汁一菜」とは、毎の献立は「ご飯と味噌汁さえあればよい」という考え方だ。一汁一菜とは「汁飯香」。「香」とは漬物を指すが、いわく「ご飯をべるための塩気であり、必ずしもなくていい。ご飯におかずの一品は、味噌汁を具沢山にすれば、味噌汁がおかずの一品を兼ねるので、それでOK。何か塩気が欲しいと思えば、ご飯に味噌をのせてべればいい」。

    土井善晴さんに聞く「暮らしの料理は『なに作ろう』なんて考えなくてもよいのです」(風間 詩織)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2022/06/26
    「お味噌汁は、一人分でも、二人分でも、きちんと残さず食べ切れる味噌汁が作れます。作り方は、椀にいっぱいの具、椀にいっぱいの水を、鍋に入れる。鍋を火にかけて、煮立てば、味噌を解く。それでお味噌汁」
  • オミクロン感染拡大、「ただの風邪」ではないこれだけの現状。専門家たちが緊急配信(FRaU編集部)

    新型コロナウイルス感染症が出現してから、精力的に医療情報を配信している『こびナビ』の主要メンバーが、ハーバード大学医学部アシスタントプロフェッサーである内田舞医師のモデレートで、1月12日緊急のディスカッションを行った。『こびナビ』メンバーには、過去最大の感染拡大を続けるアメリカの医療現場にいる医師もいて、ひっ迫する医療現場のリアルな声は考えさせられるものがある。 彼らのディスカッションを書き起こし、新たな情報なども加え、お伝えする。 【登壇者】※登場順 内田舞さん 米国小児精神科医 ハーバード大学医学部アシスタントプロフェッサー、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長 木下喬弘さん 救急専門医、外傷専門医、公衆衛生修士 日のHPVワクチンに関する医療政策研究で、2020年ハーバード公衆衛生大学院卒業賞を受賞 岡田玲緒奈さん 小児科専門医、博士(医学) 千葉大学医学部附属病院 次世

    オミクロン感染拡大、「ただの風邪」ではないこれだけの現状。専門家たちが緊急配信(FRaU編集部)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2022/01/19
    「「軽症」「重症化しない」という言葉が独り歩きしている印象もありますが、実際重症化しないでも、長期の発熱や呼吸困難、そして後遺症と、相当辛いということも皆で認識しなおさなければならないと感じます。」
  • フランスで「日本を特集する雑誌」が大人気になっている理由(柳下 雄太) @gendai_biz

    ではあまり知られていないが、ここ数年日を専門的に扱うメディアの数がフランスで増えている。 もともとあった月刊誌Zoom Japonにくわえ、日仏両言語で両国の文化事象をとりあげるRevue Kokoや、より時事に特化したJapon Infosなどがあげられるが、注目すべきなのが従来のステレオタイプ的な西洋における日像からの脱却をめざし、2020年春に創刊したTEMPURA(季刊・発行部数5万部)である。 女子プロレスや即身仏についてのルポルタージュや、また平野啓一郎や川上未映子など現代日を代表する作家の短編小説やインタビューを掲載するなど、掲載されている記事も充実している。 日と同様不況の仏メディア業界で、類似の独立系雑誌ができては数ヶ月で潰れることも多い中、このような一見とがった内容で生き残りに成功しているTEMPURA は異彩を放つ。なぜこのような雑誌が今のフランスの読者に

    フランスで「日本を特集する雑誌」が大人気になっている理由(柳下 雄太) @gendai_biz
  • 行政や学校など日本の多くのシステムは、「日本人しかいない前提」で今も動いている(アン・クレシーニ)

    9月5日、「友人の娘さんの髪の毛。黒人のハーフです。通ってる中学校では、三つ編みが禁じられている」と「ブラック校則」についてのツイートが話題になり、5.7万の「いいね」が集まった。投稿をしたのは、北九州市立大学准教授のアンちゃんことアン・クレシーニさん。在日21年のアメリカ人だ。 「日人だけ」しか視野にないシステム 数年か前の話。確定申告のために税務署に行った。データを入力しようとした時にエラーが出て、近くにいるスタッフに声をかけた。「あ、あなたの名前は長すぎるから入らない」と言われた時に、思わず笑ってしまった。「どうして欲しいの? そして、名前を入力ができなかったら、税金を払わなくても良いわけ?」と聞きたくて仕方がなかった。スタッフの方と二人で色んな戦略を考えて、やっと機械を納得させることができ、無事に申告が終わった。もやもやしたが、「まぁ、日だから仕方がないぁ」と思って、受け流し暫

    行政や学校など日本の多くのシステムは、「日本人しかいない前提」で今も動いている(アン・クレシーニ)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2021/10/18
    「私たちは理不尽なことを見たら、声をあげる責任がある。時間がかかっても、声を上げ続けなければならない。時間がかかるかもしれないけど、社会はきっと変わるのだからー。」
  • 一気に突き進め、俺たちの菅波!「おかえりモネ」のじれったい恋にハマる人続出のワケ(高堀 冬彦) @gendai_biz

    「百音は私たち自身なんです」 9月10日放送で85話までが終了したNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(月~土曜午前8時)。ドラマの隠された意図が浮かび上がってきた。 なぜ、ヒロインのモネこと永浦百音(清原果耶、19)は3・11の際、故郷の宮城県気仙沼市亀島を離れていたという設定なのか? 震災がテーマの1つであるドラマでありながら、主人公だけが被災しないという設定は異例だ。 「百音は私たち自身なんです」(チーフ演出・一木正恵氏※1) モネが繰り返し口にした「何も出来なかった」という言葉は、多くの視聴者が抱いた思いの代弁だったのである。 「大切な人や場所を失って運命が狂ってしまった人たちに対して『部外者』になってしまった百音を主人公に据え、見ていない、体験していない人間の悔しい思いを彼女に託しました」(一木氏※2) モネは多くの日人の分身だった。 また、7月20日付の稿はこの朝ドラについ

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  • 英国はなぜ日本を諜報同盟ファイブアイズに招き入れようとするのか(長島 純) @gendai_biz

    そもそもファイブアイズとは何者か ファイブアイズ(Five Eyes)は、米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランド五カ国から構成され、政治的、軍事的な情報を共有する同盟である。 第2次大戦中、連合国の盟主であったルーズベルト米大統領とチャーチル英首相は、戦艦プリンス・オブ・ウェールズ上で首脳会談を行い、通信傍受した機微な暗号情報を共有することに合意した。この政治合意こそが、ファイブアイズの起源であり、現在に至るまで、このインテリジェンス共有が同盟を支える大きな柱で有り続けている。 これら加盟国は、1943 年のシギント(信号情報)協力に係るBRUSA協定(後にUKUSA協定)の厳格な順守が義務となっていたが、基的に、文化、言語、及び経済の面で強固な親和性を有する共同体としての性格が変わることはなかった 。 20世紀終わりの第1次湾岸戦争頃までは、米国はその国力をもって他国を物理的に圧倒

    英国はなぜ日本を諜報同盟ファイブアイズに招き入れようとするのか(長島 純) @gendai_biz
  • 信頼できるのは「HIKAKIN」。筋を通さない大人たちに15歳が言いたいこと(太田 奈緒子)

    10代の新型コロナワクチン接種も広がる中、接種した(していない)体験を、中学3年生を中心に取材し、『「打ちたいけど親が打たせてくれない」コロナワクチン15歳7人に聞いた様々な事情』という記事でまとめた。 その取材の際に、ワクチン接種以外にも、コロナ禍のモヤモヤを子どもたちは口にした。確かに、昨年は3か月に及ぶ休校も体験し、今も幾度目かの緊急事態宣言が延長されている状況の中、息子が当時通っていた中学校でも行事は次々に中止、延期となり、高校受験にも影響が出た。彼らはこれをどのように受け止めているのだろうか。 さらにはワクチン接種を巡って対立したり、感染予防のルールを破って羽目を外す大人、迷走を続ける政府の対応をどう眺めているのだろう。取材で上がった声を中心に、コロナ禍に子どもたちが今抱える音を探ってみた。 障害だらけ。コロナ禍中の受験 コロナ禍は来春、高校を受験する中3生たちにどんな影響を与

    信頼できるのは「HIKAKIN」。筋を通さない大人たちに15歳が言いたいこと(太田 奈緒子)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2021/09/10
    「尾身さんは、尊敬しています。政府に近い立場でいろんなプレッシャーがあるのに専門家として『それでもオリンピックは開くべきでない』と言い切るだけでなく、若い人の声にも柔軟に耳を傾ける姿勢はすごい」
  • 西浦博教授が考える「ワクチン接種が進む日本」でこれから先に見込まれる“展開”(西浦 博) @gendai_biz

    今後の未来像は 予防接種という行為は、接種者自身はもちろんのこと、それ以外の方の感染機会を減らすことに繋がる。そのため、そのような間接的な防御が人口内で積み重なり、流行自体を防ぐ効果が得られたものを集団免疫効果と呼ぶ。そして、流行排除のための閾値について、従来株の場合、予防接種率が60%超程度ではないかと過去の記事で私も言及してきた。 実際に、イスラエルではロックダウン下で2回目接種が完了した者の割合が40%を超えたところで新規感染者数が減少傾向に転じたことから、国内外含めて予防接種に大きな期待が広がったのである。 残念ながら、上記の見通しは楽観的すぎた。それはどうしてなのか。加えて、現時点までの科学的な知見から今後の未来像をどのように見込んでいるのか。簡単ではあるが、稿で皆さんと共有したい。 いずれの要素も集団免疫閾値に直接的に影響を与える。特に、前回の記事でお伝えした通り、(1)に関

    西浦博教授が考える「ワクチン接種が進む日本」でこれから先に見込まれる“展開”(西浦 博) @gendai_biz
  • 西浦博教授が緊急報告 “五輪のリスク”議論の背後にある「最大の問題」(西浦 博) @gendai_biz

    5月下旬に新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が「パンデミックの状況で五輪をやるのは普通はない」と発言して以降、しばらくになります。 このセンテンスが広く知られる一方、私のような専門家目線では、カギとなる発言として「どのような状況で感染リスクが上がるのか、しっかり分析して意見するのが専門家の務めだ」という文が極めて重要であると考えています。 いまこそ、落ち着いてこの感染症のリスクと向き合うことが何よりも重要だと信じています。稿では、今回のことを契機にあぶり出された日の新型コロナ対策の根幹となる問題について、その質に触れつつ整理したいと思います。個人的には、以下に述べる問題点の改善は、今後、日が“科学技術研究の成果”を政策活用に結び付けられる国となるのか否か、そのカギを握るものとさえ考えています。 「政治」と「科学」の対立が煽られた経緯 最初に私の想いを述べますが、私は政府

    西浦博教授が緊急報告 “五輪のリスク”議論の背後にある「最大の問題」(西浦 博) @gendai_biz