内藤礼 「すべて動物は、世界の内にちょうど水のなかに水があるように存在している」@神奈川県立近代美術館 鎌倉 (~1/24) http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2009/naito/index.html 私が初めて内藤礼さんの作品を見たのは、丁度一年前の横浜トリエンナーレ・三渓園だった。 古い茶室の中、電気コンロに温まった空気に揺れる一本の糸。その時は時間が押してあまりじっくり見れなかったこともあり、それほど印象に残らず。その後、ギャラリー小柳での個展「color beginning」も見たが、正直「よくわからない...」と思っていた。 それなのに、何故今回わざわざ鎌倉まで見に行く気になったか、というと、このタイトルに惹かれたのですね~。ジョルジュ・バタイユ『宗教の理論』の一節。バタイユはベジャールもよく引用していたので
![『内藤礼展』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6cd2c3698ff9c1fa05be114091955fc364891a25/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat.ameba.jp%2Fuser_images%2F20091129%2F10%2Fnoel0901%2F1e%2F74%2Fj%2Fo0212030010323098379.jpg)