米X(元Twitter社)が提供するTwitter APIの有料機能の一部が突如使えなくなり、公式ドキュメントからも記述がなくなっていることが分かった。問題の機能は「フォロワー取得」と「フォロー取得」。この件について、Twitterからの事前告知などは確認できておらず、この件について日本時間6月28日午後5時現在、Xは何も発表していない。
早川書房は6月1日、新書レーベル「ハヤカワ新書」を立ち上げ、紙の新書にNFT化された電子書籍が付いてくる「NFT電子書籍付」版を発売すると発表した。20日から5冊を販売する。 電子出版取次大手のメディアドゥ(東京都千代田区)の技術を採用、電子書籍ファイル(EPUB)をNFT化した。購入した人は、例えば紙の本を自宅でゆっくり読み、外出先ではスマートフォンで続きを読むなど使い分けられる。電子書籍版のビューアーにはメディアドゥの「FanTopアプリ」を使用する。 NFT化した書籍は、ブロックチェーン技術によって持ち主の証明が行える。これを利用し、メディアドゥは自社のNFTマーケットプレイス「FanTop」内で電子書籍の二次流通の仕組みを提供するという。 これまで本の二次流通は、古書店で本が売れても著者や出版社には何も還元されないことが問題視されてきた。しかしNFTを活用した二次流通なら売買が行わ
中国スマートフォン大手のXiaomi(小米科技)は8月11日(現地時間)、二足歩行する人型ロボット「CyberOne」を開発した。同日に開催したライブイベントで発表。高さ177cm、重さ52kg、腕の長さは168cmで人間の動きをシミュレートできるという。イベントではXiaomiのLei Jun(雷軍)CEOに花を手渡し会話した他、カンフーのポーズを披露した。発売時期や価格などは未定。 CyberOneは最大21自由度のモーションをサポートし、各自由度に対して0.5ミリ秒の応答速度を実現しているという。上肢関節には、最大30Nmのピークトルクをほこる約500gの高効率モーターを内蔵。片手で1.5?までの重量を支えることが可能という。股関節にはピークトルクが最大300Nmのアクチュエータを内蔵したとしている。 CyberOneの視覚には、自社開発の深度視覚モジュール「Mi-Sense」を搭載
Webセキュリティ製品などを手掛ける米LunaSecの報告によると、Minecraftの他、ゲームプラットフォームのSteamやAppleの「iCloud」もこの脆弱性を持つことが分かっており、影響は広範囲に及ぶと考えられるという。 この脆弱性の影響があるのは、Log4jのバージョン2.0から2.14.1までと当初みられていたが、Log4jのGitHub上の議論では、1.x系も同様の脆弱性を抱えていることが報告されている。対策には、修正済みのバージョンである2.15.0-rc2へのアップデートが推奨されている。 セキュリティニュースサイト「Cyber Kendra」によれば、この脆弱性に対して付与されるCVE番号は「CVE-2021-44228」という。 脆弱性の報告を受け、Twitter上ではITエンジニアたちが続々反応。「やばすぎる」「思っていたよりずっとひどいバグだった」「なぜこんな
関連記事 ホリエモンが北海道で仕掛ける「宇宙ビジネス」の展望――くだらない用途に使われるようになれば“市場”は爆発する ホリエモンこと堀江貴文氏が出資する北海道大樹町の宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズが5月2日に予定していた小型ロケット「MOMO5号機」の打ち上げを延期した。延期は関係者にとっては苦渋の決断だったものの、北海道は引き続き宇宙ビジネスを進めていく上で優位性を持っており、期待は大きい。そのことを示したのが、2019年10月に札幌市で開かれた「北海道宇宙ビジネスサミット」だ。登壇したのは、同社の稲川貴大社長と堀江貴文取締役、北海道大学発ベンチャーのポーラスター・スペースの三村昌裕社長、さくらインターネットの田中邦裕社長、北海道大学公共政策大学院の鈴木一人教授。 堀江貴文に聞く インターステラテクノロジズと民間宇宙ビジネスの現在地 日本でいち早く民間による宇宙ビジネスに取
ドナルド・トランプ前米大統領が経営するメディア企業Trump Media & Technology Group(TMTG)は10月20日(現地時間)、新SNS「TRUTH Social」を間もなく立ち上げると発表した。「関心のある方はwww.truthsocial.comにアクセスして招待リストに登録してください」。 既にApp Storeに専用アプリが登録されており、予約可能になっている。 トランプ氏は発表文で「ビッグテックの専制政治に立ち向かうために、TRUTH SocialとTMTGを立ち上げた。われわれはタリバンがTwitterで我が物顔に振る舞う世界に住んでいるが、あなたたちのお気に入りの米大統領は沈黙している。これは受け入れがたい。(中略)TMTGは、すべての人に発言権を与えることを使命として設立された」と語った。 TMTGは、サブスクリプション制の動画サービス「TMTG+」も
米Netflixは6月8日(現地時間)、2018年に制作を発表した実写版ドラマ「カウボーイビバップ」を今秋リリースすると発表した。音楽はオリジナルアニメのサウンドトラックを担当した菅野よう子。 予告編などはまだなく、告知ツイートは2019年に発表されたメインキャストの3人(スパイク役のジョン・チョー、ジェット・ブラック役のムスタファ・シャキール、フェイ・バレンタイン役のダニエル・ピエダ)が登場するだけだ。今後3人のインタビューなどが配信されるようだ。 オリジナルアニメはサンライズが1998年に制作したテレビ向けSF作品。アニメではスパイク役は山寺宏一、ジェット・ブラック役は石塚運昇(故人)、フェイ・バレンタイン役は林原めぐみが声を担当した。 関連記事 Netflix、実写版「カウボーイビバップ」製作開始動画公開 アイン役のコーギーも登場 Netflixが昨年発表した実写版「カウボーイビバッ
ダンス関連コンテンツの販売などを手掛けるマイクロエンタテインメント(東京都港区)は5月10日、世界トップダンサーの3Dダンスモーションを取引できるマーケットプレース「GESREC」の正式版を公開した。 GESRECでは、ダンスを創作物とみなして「モーション権」を提唱する。従来、ダンスではどの動きが誰の発案か、特定したり定義したりすることが難しかったが、同サービスではAIでモーションを解析。その作り手であるダンサーや振り付け師とひも付け、販売できるようにした。権利関係を明確にしながら作り手に収益を還元したりモーションの二次利用など活用機会を増やしたりするという。 著作権管理については、AIがモーションデータを基に動画を解析して類似する振り付けを検出することで、著作権利用の状況などを把握することが可能としている。 今後はコンテンツ数を増やすとともに、民族舞踊など失われつつある「動き」の保全も目
東京都福祉保健局が医療従事者向けに公開した新型コロナワクチンの接種予約サイトに、第三者から個人情報が閲覧できる不具合があった問題を受け、システムのベースとなるソフトウェア「kintone」(キントーン)を開発したサイボウズは4月27日、kintone自体に不具合や脆弱性はないと発表した。 同局は、医療従事者向けワクチン予約サイトのシステムの一部に、業務アプリ作成サービスであるキントーンを採用している。サイボウズによると、都の予約サイトはキントーンと別会社のシステムを相互にAPI接続する形で構成。このうち、キントーンでは医療従事者27万人の個人情報と、予約者情報を保管していたという。入力フォームの情報とキントーン上の登録情報が合致すれば予約できる仕組みだ。 サイボウズは問題の原因について「キントーンではなく、受け付けフォームとワクチンの摂取資格確認プロセスに関する不具合だ」としている。 都の
バーチャル空間の映像が一通り流れた後、JTBの山北栄二郎社長のアバターから実写へカメラが切り替わり、山北社長が「今ご覧いただいたのは新しいサービス『バーチャル・ジャパン・プラットフォーム』の象徴的な1シーンです」と説明した。 動画に対し、YouTubeのコメント欄やTwitterでは「アップロードに20年かかった動画」「4月1日に公開すべきだった」「世界に対して恥ずかしい」など批判が殺到している。問題の動画の再生数は、4月12日現在で約24万回。コメント数は約1500件。同社のYouTube公式チャンネルに上がっている動画が軒並み3桁ほどの再生数であることからも、その“注目度”が伺える。 JTBはこのプラットフォーム上で、全国各地の観光関連業者と世界中の消費者との交流を促進し、2024年までにアクティブユーザー1000万人を目指すとしている。 グラフィックスは開発途上のものなのか、それとも
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 ワシントン大学とメリーランド大学の米研究チームが開発した「Smellicopter」は、匂いに向かって移動して匂いの発生源を特定する、手のひらサイズの自律型ドローンだ。人工の臭気検知器を使わず、蛾の匂いセンサーである触角をドローンに移植した。 虫の触覚は、嗅覚範囲や応答速度、識別精度に優れている。例えば、オスの蛾は長距離にわたってメスを追跡し、1兆分の1以下の濃度でメスのフェロモンを検出するとされている。研究チームは、人工の臭気検知器よりも虫の匂いセンサーの方が有能だとみている。 この優れた虫の匂いセンサーをドローンに搭載するため、タバコスズメガの触角を使用する。本体から切断するため、事前
サンライズは3月12日、YouTubeの公式チャンネルで劇場版「クラッシャージョウ」を無料配信すると発表した。午後10時からプレミア公開を行い、アーカイブを48時間限定で配信する。 クラッシャージョウは、高千穂遙さんの人気SF小説が原作の劇場映画。小説のイラストを担当した安彦良和さんが自ら監督とキャラクターデザインを務め、映画化した。 劇場公開は1983年の3月12日だった。「38周年を迎える当日にサンライズチャンネルでプレミア配信を行う」。 無料配信はサンライズチャンネルの新規登録者獲得策の一環。3月1日にはリニューアルを行い、平日は午後8時から日替わりで「無敵超人ザンボット3」「重戦機エルガイム」「装甲騎兵ボトムズ」など往年のロボットアニメを1話ずつ配信している。「放送当時の視聴者はもちろん、これを機に新規ファンの獲得につなげていきたい」。 3月時点の登録者数は17.1万人。25万人を
米Twitter社は2月25日(現地時間)、Twitterに今後搭載する機能として、不適切なツイートを自動的にブロック&ミュートする「SMARTER SAFETY」、ファンからクリエイターなどに月額制で支援できるようにする「SUPER FOLLOWS」、特定のトピックについて会話できる場となる「COMMUNITIES」などを発表した。 投資家向けのオンラインイベント「Twitter Analyst Day 2021」で明らかにした。 SMARTER SAFETYは、Twitterルールに違反する不適切なツイートなどからユーザーの心の健康を守る取り組みの一環。攻撃的、もしくはスパム的なリプライを検出した場合に自動でそのアカウントをブロック、ミュートし、ユーザーの目に触れないようにする。さらに、そのアカウントからユーザーへの接触を一週間制限するとしている。この機能は設定からいつでもオンオフが可
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Disney Research、カリフォルニア工科大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、Walt Disney Imagineeringによる米研究チームが開発した「Realistic and Interactive Robot Gaze」は、目の前の人の動きに合わせて視線や頭部を動かす対話型ロボットだ。複数人の動きに対応し、まぶたや眼球の動きも再現するなど人を模倣したリアルな動作を行う。 今回の手法では、このロボットに興味を持っていそうな人物を特定しながら、視線をリアルに動かすという。 視線を自然に動かすために、弧を描いた軌跡に沿った動き、異なる体の部分が動くタイミングや頻度、アク
KORGは同社の音楽制作アプリ「KORG Gadget」をVR化した。2021年中に「Oculus Quest」などのVRプラットフォームで公開する。価格などの詳細は不明。 KORGがYouTubeで公開した動画では、シンセサイザー、サンプラー、ドラムマシン、ベースマシンなどさまざまな電子楽器の統合ソフトであるKORG GadgetをVR化し、その操作画面をマルチスクリーンに投影している様子が映し出されている。この「KORG Gadget VR」はOculus Quest 2で動作し、ハンドコントローラーを使わずに両手によるハンドトラッキングで操作している。 KORGの他に、Nintendo Switch版Gadgetを制作しているDETUNEがクレジットされている。表示から、開発に「Unreal Engine」を使っていることも分かる。 従来のアプリ版KORG Gadgetでは3Dモデリ
コルグは1月18日、アナログシンセサイザー「miniKORG 700FS」を完全限定生産で6月に発売すると発表した。価格は未定。元になった「miniKORG 700」は1973年に発売されたモノフォニック(単音)電子楽器で、その暖かい音色は難波弘之、喜多郎、ヴァンゲリス、スティービー・ワンダーなど多くのミュージシャンに愛用されている。 miniKORG 700FSの開発に当たっては、オリジナル版を設計したコルグの三枝文夫氏(現在は監査役)が直接アドバイスし、回路図にない部分まで再現したという。 オリジナルのminiKORG 700は、同社が量産した最初のシンセサイザーで、国産のアナログシンセサイザーとしても最初期の製品。音色変化、音量変化のパラメーターは海外の先行製品とは異なる独自の解釈で実装した。特に「トラベラー」と呼ぶ音色変更機構は、ハイパスフィルターとローパスフィルターを組み合わせた
米Twitterのジャック・ドーシーCEOは1月13日(現地時間)、同社を含む多数のインターネット上のサービスがドナルド・トランプ米大統領をサービスから排除したことについて、長い連投ツイートで語った。「トランプ氏のTwitterアカウントを永久凍結したことについて、私は称えることも誇らしく思うこともない。Twitterは同氏に警告した後、入手した情報に基づいてアカウントの持続がTwitter内外での安全に対する脅威になると判断した。これは正しかっただろうか?」というのが最初のツイートだ。 「インターネットと世界規模の公共の会話は、人類の共通の理解と地球の平和構築のための最善かつ最適な方法だと信じている。だが、現在はそうなっていないことも認識している。われわれは今回学んだことに基づいて、改善していく必要がある」 「Twitterでアカウントを凍結することには重大な影響が伴う。アカウント凍結は
「やって来なかった未来」、サイバーパンクの魅力 「サイバーパンク2077」をプレイして考えたこと(2/2 ページ) SNSが生み出した「日常コンテンツ」の流通 情報を流す「パイプ」は大きく変わったが、コンテンツを作るところと流すパイプは分業が進みつつある。 テレビが巨大であった時代には、製作とパイプが一体化すると思われていたのだが、「パイプに徹して、コンテンツは消費者が日常的に生み出す」方がコストメリットが大きいことが分かったからだ。映画やドラマ、アニメ、ゲームのようなコンテンツ産業は巨大化しているが、それは「特別なもの」だからであり、PCとスマートフォン以降の社会が見つけ出したのは、「特別なコンテンツの周囲に、日常的なコンテンツが多数あった」ということだ。井戸端会議をしたり、喫茶店でだべったりすることで生み出されていたものが、実はネットを介した形でも分散的に成立する、というのが現実だった
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