デヴィッド・リンチはしばらく映画を監督していないが、再び監督の座に就くことがあったとしても、もう現場で直接メガホンをとることはないようだ。監督自身が、健康上の問題で家から出られない状態にあることを明かしている。 Sight & Soundのインタビューでリンチは、長年にわたる喫煙が原因で肺気腫と診断されていたことを告白。健康上の問題と免疫力低下のため、風邪や新型コロナウイルスなどの感染症に罹るおそれから、外に出られないと語っている。 デヴィッド・リンチ。Image Credit: Michael Tran / Getty Images 「長年の喫煙で肺気腫になってしまったから、好むと好まざるにかかわらず、家に閉じこもっているんだ」とリンチは説明している。「私にとっては風邪でさえ、体調を崩すと大変なことになる」 結果としてリンチは、自身が新たに映画を監督する可能性は低いだろうとしつつ、もしそ